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オフィスチェアの選び方|体に合うサイズ・機能と中古で失敗しない見極め方

オフィスチェアの選び方を、体格に合う座面の高さ・奥行き、背もたれ、素材、ロッキング、肘掛け、キャスター、試座と採寸の手順まで一通りまとめました。中古で買う場合のガスシリンダー・へたり・保証・寿命の見極め方も、買取マクサスの検品基準と厚生労働省・メーカーの公開情報をもとに解説します。

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オフィスチェアの検品で見る4か所を番号で示した図
検品ではこの4か所を見ています(図はイメージ)

結論:オフィスチェアの選び方

  1. 1オフィスチェアは「体格に合うサイズ」→「使う時間と用途に合う機能」→「置き場所と床に合う脚まわり」の順で絞り、ブランドや見た目は最後に比べる
  2. 2座面は、足裏全体が床に着き、座面の前端と膝裏の間に手指が入る高さと奥行きが目安。厚生労働省は座面高37〜43cm程度の調整範囲を望ましいとしている
  3. 3背もたれは座る時間で選ぶ。短時間ならローバック、1日数時間以上ならミドルバック以上、もたれて休む時間が長いならハイバックやヘッドレスト付き
  4. 4メッシュは蒸れにくく、クッションは当たりが柔らかい。中古ではメッシュのたるみ・破れと、クッション前縁のへたりを見比べる
  5. 5肘掛けは机の高さに合わせられる可動式、キャスターは床材に合うもの(フローリングはウレタン・ゴム、カーペットはナイロン)を選ぶ
  6. 6中古は、座って30秒で座面が下がらないか、ロッキングが戻るか、キャスターが割れていないかを最優先で確かめる
  7. 7日本オフィス家具協会は回転椅子の標準使用期間を8年(1日8時間程度の使用が前提)としている。オカムラ・コクヨは中古品や譲渡品をメーカー保証の対象外と明記している
  8. 8買取マクサスは検品で確かめた範囲と傷の位置を商品ページに書いている。採寸と状態表記の確認をしてから在庫を選ぶ
目次(24項目)開く

オフィスチェアの選び方は?まず何から決める?

答え体格に合うサイズ、座る時間と用途に合う機能、置き場所と床に合う脚まわりの3段階で絞ります。中古ならこれに状態と保証の確認が加わります。

オフィスチェアは、1日に何時間も体重を預ける道具です。合わない椅子の負担は、腰・肩・首の疲れとして毎日少しずつ返ってきます。機能の多さやブランド名より先に、選ぶ順番を決めておくと迷いません。

1段階目は体格です。座面の高さ・奥行き・幅、背もたれの高さ、肘掛けの高さが自分の体に合わなければ、どんな高機能でも生かせません。ここは採寸で数字にできるので、最初に確定させます。

2段階目は使い方です。1日に座る時間、パソコン中心か書類中心か、もたれて休む時間があるか、家族で共用するかによって、必要な背もたれの高さ・ロッキングの方式・ランバーサポートやヘッドレストの要否が決まります。

3段階目は置き場所です。床がフローリングかカーペットか、椅子を引く・もたれるスペースが取れるか、玄関や廊下を通して運び込めるかを確かめます。

中古で選ぶ場合は、これに「いまの状態」と「保証・部品の扱い」が加わります。新品と違って1脚ごとに状態が違うため、状態表記と写真の読み方を知っておくと失敗が減ります。この記事では、この順に判断材料を並べ、最後に買取マクサスの検品済み在庫の選び方へつなげます。

体格に合わせる部位と「合っている状態」の目安

部位ごとに、合っている状態・自分で確かめる方法・中古で注意する点をまとめました。数値の出典は記事末尾の「根拠と出典」に載せています。
部位合っている状態確かめ方中古で注意すること
座面の高さ足裏全体が床に着き、太ももが座面にほぼ水平に乗る。膝が腰より大きく上がらない室内で履く靴のまま、床から膝裏までの高さを測り、商品の座面高の調整範囲に入るかを見る座ると勝手に下がる個体は高さを保てない。レバー操作で最も低い位置から最も高い位置まで動くかを確かめる
座面の奥行き深く座って背もたれに背を当てた状態で、座面の前端と膝裏の間に手指が入るお尻の後ろから膝裏までの長さを測り、座面の奥行き(スライド機能があれば調整範囲)と比べる座面スライドが途中で止まらない、戻らない個体がある。前後に動かして固定されるかを見る
座面の幅腰掛けたとき、太ももの外側が座面の縁や肘掛けに強く当たらない座った状態で左右の余裕を見る。通販なら商品ページの座面幅と自分の腰回りを比べるクッション側面の擦れ、メッシュの縁がフレームから外れていないかを見る
背もたれ深く座ったとき、腰のくびれに背もたれの張り出しが沿い、腰の後ろに隙間ができない深く座って背中を預け、腰と肩のどこに当たるかを確かめるランバーサポートの上下・出し入れが動くか、背の樹脂部に割れがないか
肘掛け机に手を置いたとき肩が上がらず、肘が軽く乗る座って肘を約90度に曲げた高さと、机の天板の高さを比べる昇降がロックされるか、パッドの割れ・剥がれがないか
ヘッドレスト後ろにもたれたとき、後頭部から首の付け根に当たるもたれた姿勢で高さと角度を合わせられるかを確かめる取り付け部のがたつき、樹脂部の割れ
机との関係椅子を先に合わせ、そのうえで肘と天板の高さがそろう高さが変えられない机は、床から65〜70cm程度が目安とされている。今の机の高さを測っておく椅子の最低座面高が高すぎると、机が低く感じる。調整範囲の下限も確認する

購入前に自分と部屋を採寸する手順

  1. STEP 1

    膝裏の高さを測る

    いすに浅く腰掛けず、床に足裏を着けた状態で、床から膝裏(ひざの後ろのくぼみ)までを測ります。室内で履くスリッパや靴を履いたまま測ると、実際に座る高さに近づきます。

  2. STEP 2

    お尻から膝裏までの長さを測る

    壁に背中とお尻を付けて床に座るか、椅子に深く座って、お尻の一番後ろから膝裏までを測ります。座面の奥行きがこの長さより短く、前端と膝裏の間に手指が入るのが目安です。

  3. STEP 3

    肘の高さと机の高さを測る

    椅子に座って肘を約90度に曲げ、床から肘の下までを測ります。あわせて今使う机の天板の高さを測り、肘掛けと天板の高さをそろえられるかを後で比べます。

  4. STEP 4

    腰回りの幅を測る

    座った状態で太ももの外側から外側までを測ります。座面幅や肘掛けの内側の間隔がこれより狭いと、座るたびに脚や腰が当たります。

  5. STEP 5

    置き場所の広さを測る

    椅子の脚は5本の羽根が広がるので、脚の直径ぶんの床が要ります。さらに、もたれたときに背もたれが後ろへ倒れる分と、立ち上がる時に椅子を引く分の余裕を見ておきます。

  6. STEP 6

    床材を確かめる

    フローリング、クッションフロア、カーペット、畳のどれかを確かめます。キャスターの素材が床に合わないと、床が傷ついたり、椅子が滑りやすくなったりします。

  7. STEP 7

    搬入経路を測る

    玄関ドアの幅、廊下の曲がり角、階段の幅、エレベーターの入口と内寸を測ります。中古は組み立て済みで届くことが多いので、箱の寸法ではなく本体の幅・奥行き・高さで通るかを見ます。

  8. STEP 8

    商品ページの寸法と照らし合わせる

    座面高、座面奥行き、座面幅、全高、脚の直径を、測った数値と並べます。座面高の表示はクッションが沈む前の高さで書かれるのが一般的なので、実際に座るとそれより低くなることを見込みます。

座面の高さ・奥行き・幅はどう合わせる?

答え高さは足裏全体が床に着くこと、奥行きは膝裏に手指が入るゆとりがあること、幅は太ももが縁に当たらないことが基準です。

厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」は、椅子の条件として、座面の高さを体形に合わせて調整できること、背もたれがあることなどを挙げています。解説部分では、床から座面までの調整範囲を37cm〜43cm程度にできることが望ましいとしたうえで、この高さは実際に座ってクッション材が2〜3cm沈んだ状態で測るものだと説明しています。市販の椅子の座面高の表示は、沈む前の外形で書かれるのが一般的だという注意も添えられています。

つまり、商品ページの「座面高」をそのまま自分の膝裏の高さと比べると、クッション座面の椅子では座った時に想定より低くなります。採寸した膝裏の高さが調整範囲の下限ぎりぎりの人は、実際には足が床に着きやすく、上限ぎりぎりの人は少し低く感じる、と読み替えると判断しやすくなります。

小柄な人は、調整範囲の下限が高すぎて足裏が浮くことがあります。ガイドラインは、椅子の調整範囲で合わない場合はフットレスト(足台)の利用などで対応することが望ましいとしています。反対に背の高い人は、上限まで上げても膝が腰より上がる椅子を避けます。

奥行きは、深く座って背もたれに背を当てたとき、座面の前端と膝裏の間に手指が入るゆとりがあるかで見ます。ガイドラインも、椅子と太ももの膝側の裏側との間に手指が入る程度のゆとりを作り、太ももに無理な圧力がかからないようにする姿勢を示しています。奥行きが深すぎると、背もたれまで届かず浅く腰掛けることになり、腰が丸まります。座面スライド機能があれば、この点を座ったまま合わせられます。

幅は、太ももの外側が座面の縁や肘掛けに当たらないかで見ます。体格の大きい人は、座面の幅だけでなく肘掛けの内側の間隔も確認します。サイズ展開があるシリーズもあり、たとえばハーマンミラーのアーロンチェアはA・B・Cの3サイズが用意されています。中古でこうしたシリーズを選ぶときは、サイズ表記を必ず確かめてください。

背もたれの高さはローバック・ミドルバック・ハイバックのどれ?

背もたれの高さは、どこまで体を支えるかと、椅子の大きさ・重さを決めます。座る時間ともたれ方で選びます。
種類支える範囲向いている使い方選ぶ時の注意
ローバック腰から背中の中ほどまで会議・来客・短時間の作業、机の下へしまう使い方長時間もたれると肩から上が支えられない。1日数時間座るメインの椅子には物足りない
ミドルバック腰から肩甲骨のあたりまで1日数時間のパソコン作業・事務作業前かがみの作業が多い人に扱いやすい。もたれて休む時間が長いならハイバックも比べる
ハイバック腰から肩の上まで1日の大半を座って過ごす在宅勤務、もたれて考える時間が長い仕事全高が高く重くなりやすい。搬入経路と、机の下や窓際に収まるかを確かめる
エクストラハイバック・ヘッドレスト付き腰から後頭部・首までリクライニングして休む、動画を見る、ゲームをするなど後ろへもたれる時間が長い使い方前傾で作業する時間が長いとヘッドレストは使わない。高さと角度が調整できるものを選ぶ

座面と背の素材はメッシュ・クッション・レザーのどれがいい?

答え蒸れにくさならメッシュ、当たりの柔らかさならクッション、手入れのしやすさなら合成皮革です。中古では素材ごとに傷みの出る場所が違います。

メッシュは、樹脂の糸を編んだ張地をフレームに張った素材です。体圧を面で受け止め、空気が通るので夏場も蒸れにくいのが利点です。エルゴヒューマンやハーマンミラーのコズムチェアなど、長時間向けの椅子で多く使われています。一方で、張り具合が椅子ごとに決まっているため、座った時の硬さを自分で変えられません。冬場や冷房の効いた部屋では、座面や背中が冷えると感じる人もいます。

クッション座面は、ウレタンフォームを布や合成皮革で包んだものです。当たりが柔らかく、体格を選びにくいのが利点です。ウレタンの作り方には、ブロック状の材料を切り出して貼る方法と、型に流し込んで成形する方法(モールドウレタン)があり。中古では、座面の前縁(膝裏が乗る部分)のへたりと、表皮の擦れを見ます。へたりが強いと座った時に腰が沈み、正しい姿勢を保ちにくくなります。

布張り(ファブリック)は色や柄が選べ、肌触りもよい反面、飲み物のしみやにおいが残りやすい素材です。中古では、写真で分かる汚れに加えて、しみやにおいについての記載があるかを確かめます。

合成皮革(PVCレザー・PUレザー)は水拭きしやすく、見た目に高級感があります。経年で表面がひび割れたり剥がれたりすることがあるため、中古では座面の前縁や肘まわりなど擦れやすい場所の写真を必ず見ます。本革は手入れをすれば長く使えますが、乾燥によるひび割れや色あせの有無を確かめます。

背もたれと座面で素材が違う椅子も多く、たとえばオカムラのコンテッサ セコンダは背もたれがメッシュで、座面はメッシュかクッションを選べます。夏の蒸れが気になるならメッシュの背、座り心地の柔らかさを重視するならクッション座面、という組み合わせで考えるのも一つの方法です。

メッシュ座面とクッション座面の断面を、張りが残っている場合と沈んでフレームに当たる場合で並べた図
座面は沈んだ先を見る(図はイメージ)

素材ごとの座り心地と、中古で見るところ

素材の特徴と、中古で傷みが出やすい場所を並べました。どの素材でも、ガスシリンダーとロッキングの動作確認が前提です。
素材座り心地季節・手入れ中古で見るところ
メッシュ体圧を面で受け止め、張りがある。硬さは調整できない蒸れにくい。ほこりは掃除機やブラシで取る座面中央のたるみ(座るとフレームが当たらないか)、縁のほつれ・破れ
ウレタンクッション(布張り)当たりが柔らかく体格を選びにくい蒸れやすい季節がある。しみ・においが残りやすい前縁のへたり、しみ・におい、表皮の擦れ
モールドウレタン型で成形した座面で、体に沿う形が作り込まれている張地の素材による座面の沈み込みの左右差、張地の擦れ
合成皮革(PVC・PU)なめらかで、座面に程よい張りがある水拭きしやすい。経年で表面が傷むことがある表面のひび割れ・剥がれ(前縁・肘まわり)
本革しっとりとした座り心地で、使うほどなじむ専用の手入れが要る。乾燥に弱いひび割れ・色あせ・擦れの範囲

ロッキング(リクライニング)の種類はどう違う?

答え背もたれだけが倒れる方式、座面と背が一緒に傾く方式、座面と背が別々の角度で連動するシンクロロッキングがあります。長時間ならシンクロ式が扱いやすいです。

ロッキングは、もたれた時に背もたれ(と座面)が後ろへ傾く仕組みです。作業中は背筋を立て、考える時や休む時は後ろへもたれる、という姿勢の切り替えを椅子が支えます。方式によって、もたれた時の体の動きが変わります。

背ロッキングは、背もたれだけが後ろへ倒れる方式です。会議用や短時間用の椅子に多い方式です。座面は動かないので、深くもたれると太ももの裏に座面の前端が当たりやすくなります。

座面と背もたれが一体で傾く方式は、座面の中央付近や後方を軸に椅子全体が倒れます。倒れる軸が前にあるほど、もたれた時に足が床から浮きやすくなります。

シンクロロッキングは、背もたれと座面が別々の角度で連動して傾く方式です。背が大きく倒れても座面はゆるやかに傾くだけなので、足が浮きにくく、目線も上がりすぎません。長時間のパソコン作業を想定した椅子でよく見かける方式です。

このほか、前かがみの作業で座面が前へ傾く前傾機能(前傾チルト)や、座った人の体重に応じて背もたれの反発を自動で変える方式もあります。

選ぶ時は、方式に加えて「反発の強さを調整できるか」と「好きな角度で止められるか」を見ます。体重に対して反発が強すぎると押し返され、弱すぎると倒れすぎます。中古では、最も弱い設定と最も強い設定で倒して、途中で引っかからないか、手を離した時に元の位置まで戻るか、固定したい角度で止まるかを確かめます。

ロッキング方式の比較

方式ごとの動き方と、向いている人、中古で確認する点です。同じ方式でも製品によって倒れる角度や調整の範囲は違います。
方式動き方向いている人中古での確認
背ロッキング背もたれだけが後ろへ倒れる会議・来客・短時間の作業背の付け根にがたつきや異音がないか
座背一体ロッキング座面と背もたれが一緒に傾く軽く後ろへもたれる程度の使い方もたれた時に足が浮きすぎないか、戻りが遅くないか
シンクロロッキング背と座面が別々の角度で連動して傾く1日数時間以上のパソコン作業、在宅勤務最も弱い・強い設定の両方で滑らかに動き、元の位置へ戻るか
前傾チルト前かがみの時に座面が前へ傾く書き物・製図など前傾姿勢の作業が多い人前傾で固定・解除が切り替わるか
体重に応じた自動調整座った人の体重で反発の強さが変わる家族で共用する、調整が苦手な人軽い人と重い人のどちらでも倒れ方に違和感がないか

ランバーサポート・ヘッドレスト・肘掛けは必要?

答え1日数時間以上座るならランバーサポートと可動式の肘掛けは優先度が高く、ヘッドレストはもたれて休む時間が長い人に向きます。

ランバーサポートは、腰のくびれ(腰椎のあたり)を背もたれ側から支える部品です。深く座った時に腰の後ろに隙間ができる人ほど効果を感じやすくなります。位置が固定のもの、上下に動かせるもの、張り出しの強さを変えられるものがあり、体格の合わない人が使う可能性があるなら調整式を選びます。背もたれ自体の形で腰を支える椅子もあるので、「ランバーサポートの有無」より「深く座った時に腰が支えられるか」で判断します。

ヘッドレストは、後ろへもたれた時に頭と首を支える部品です。前かがみでパソコン作業をしている間は頭が当たらないため、作業中心の人には必須ではありません。もたれて電話をする、考える、動画を見るなど、後ろへ倒れている時間が長い人には効果があります。高さと角度が合わないと首が押されるので、調整できるものを選びます。

肘掛けは、キーボードやマウスを操作する時の腕の重さを受け止めます。固定式のほか、高さだけ動く、前後・左右・角度まで動くものがあり、動く方向の数で「2D」「4D」などと呼ばれることがあります。机の天板と同じ高さかやや下に合わせられるかが最も大事で、合わない肘掛けは肩を持ち上げる原因になります。机に深く差し込みたい場合は、肘掛けが天板に当たらない高さまで下げられるか、跳ね上げられるかも見ます。

肘掛けなしの椅子は、あぐらをかく、横向きに座る、狭い机の下へしまうといった使い方に向きます。フットレストは、座面を上げると足が届かない小柄な人や、もたれて休む時間が長い人に便利です。椅子に内蔵されたものと、床に置く足台があります。

キャスター・床・耐荷重・置き場所で見ることは?

答えキャスターは床材に合う素材を選び、置き場所は脚の広がりともたれる分の余裕まで確保します。強度はJIS規格の試験項目と、取扱説明書の使用条件で確かめます。

キャスターは床材に合わせて選びます。オカムラの案内では、Pタイルやフローリングではナイロンキャスターは滑って転倒するおそれがあるとしてウレタンやゴムのキャスターを、じゅうたんやカーペットにはナイロンキャスターを、コンクリートの床にはゴムキャスターを勧めています。同じ案内では、キャスターは加水分解などで亀裂や剥離が起きやすい部品なので定期的に交換するよう呼びかけています。

中古でキャスターを見る時は、外周の欠けや割れ、回転の引っかかり、髪の毛やほこりの巻き込みを確かめます。キャスターを交換する場合は、軸の太さや形がメーカー・型番ごとに違うことがあるので、型番に合うものを選びます。

強度については、座面の高さを変えられる回転椅子の規格としてJIS S 1043(オフィス家具-座面高さ調節式回転椅子)があります。日本オフィス家具協会の製品安全基準のガイドラインは、この種類の椅子について、前後左右の安定性試験、座面・背もたれ・肘掛けの静荷重試験、座面と背もたれ・肘掛けの耐久性試験、旋回試験、キャスターと脚羽根の耐久性試験などをJIS S 1043によって評価する項目として挙げています。なお、JIS S 1032(オフィス家具-椅子)は、座面高さ調節式の回転椅子を対象から除いています。耐荷重(体重の上限)を明記している製品もあるので、体格の大きい人は取扱説明書やメーカーの仕様で使用条件を確かめてください。

置き場所は、脚の直径に加えて、もたれて背もたれが倒れる分と、立ち上がる時に椅子を引く分の余裕を見ます。

使う時間・用途別の選び方

同じオフィスチェアでも、座る時間と使い方で優先する機能が変わります。自分に近い行から、優先する機能を拾ってください。
使い方座る時間の目安優先する機能後回しにしてよい機能
在宅勤務・パソコン作業が中心半日以上シンクロロッキング、座面の高さ・奥行きの調整、ランバーサポート、高さを変えられる肘掛け大きなリクライニング角度
事務・書類作業が中心数時間座面の高さ調整、前かがみでも楽な座面の形、机に差し込める肘掛けヘッドレスト
会議・来客用1時間程度軽さ、動かしやすさ、そろえやすい見た目細かい調整機能
勉強・学習(学生)数時間体の成長に合わせられる座面高さの調整範囲、足が届かない時のフットレスト大柄な人向けの大きな座面
ゲーム・動画視聴数時間ハイバック、ヘッドレスト、ロッキングの固定角度、肘掛けの高さ調整前傾チルト
家族・複数人で共用人によるワンタッチで高さを変えられる操作レバー、体重に応じた自動調整1人に合わせ込む細かい調整
体格の大きい人人による座面の幅と奥行き、上限の高い座面高、肘掛けの内側の間隔、耐荷重コンパクトさ

試座のしかた(店頭やショールームで確かめる手順)

  1. STEP 1

    普段の服装と靴で行く

    仕事で使う時に近い服装と靴で試します。採寸した膝裏の高さ・机の高さのメモを持っていくと、その場で調整範囲と比べられます。

  2. STEP 2

    座面の高さを先に合わせる

    座面を一番下まで下げてから少しずつ上げ、足裏全体が床に着き、太ももが水平に乗る位置で止めます。ここが決まらないと、ほかの調整が意味を持ちません。

  3. STEP 3

    深く座って背もたれに背を当てる

    お尻を背もたれの付け根まで入れて座り、腰のくびれが背もたれに支えられるかを確かめます。腰の後ろに隙間があるなら、ランバーサポートの位置を動かします。

  4. STEP 4

    膝裏のゆとりを確かめる

    深く座った状態で、座面の前端と膝裏の間に手指が入るかを見ます。入らない場合は座面スライドで奥行きを短くするか、別の椅子を試します。

  5. STEP 5

    ロッキングを体重に合わせる

    反発の強さを最も弱くしてからもたれ、倒れすぎるなら少しずつ強くします。もたれた時に足が浮かないか、目線が上がりすぎないかも見ます。

  6. STEP 6

    肘掛けを机の高さにそろえる

    肘を約90度に曲げて肘掛けに乗せ、肩が上がらない高さに合わせます。店頭の机の高さと自宅の机の高さが違う場合は、その差も頭に入れておきます。

  7. STEP 7

    作業する姿勢で5分以上座る

    キーボードを打つ、スマートフォンを見る、後ろへもたれて考えるなど、普段の姿勢を順に取ります。座った直後の印象より、数分たってからの腰やお尻の感覚を重視します。

  8. STEP 8

    立ち座りと移動を試す

    立ち上がって座り直す、机の前で左右に向きを変える、少し後ろへ下がるなどを試し、キャスターの動きと座面の回転を確かめます。

  9. STEP 9

    中古なら動作も確かめる

    中古の椅子を試す時は、座って30秒ほど座面が下がらないか、昇降レバーで最上下まで動くか、ロッキングが元に戻るか、キャスターが引っかからないかを合わせて見ます。

  10. STEP 10

    試座できない時は寸法で比べる

    通販で試座できない場合は、今使っている椅子の座面高・奥行きを測り、商品ページの寸法と比べます。気になる点は購入前に販売店へ問い合わせます。

中古オフィスチェアはどこを見て選ぶ?

答え最優先はガスシリンダー・ロッキング・キャスターの動作、次に座面のへたりとメッシュの状態です。アームや脚の擦り傷は見た目の減点で、実用への影響は小さいです。

中古のオフィスチェアは、同じ型番でも1脚ごとに状態が違います。見る順番を決めておくと、写真と説明文から必要な情報を拾いやすくなります。

最初に見るのはガスシリンダー(座面を上下させる筒状の部品)です。座ると勝手に座面が下がる、レバーを引いても上がらない、という症状は交換が必要なサインです。オカムラのよくある質問でも、レバー操作をしても座面が昇降しない、操作していないのに座面が上がったり下がったりする場合は、修理・部品交換が必要だと案内しています。

次にロッキングです。もたれた時に途中で引っかかる、手を離しても戻らない、異音がする個体は避けます。

3番目がキャスターと脚です。キャスターの欠けや割れ、脚の羽根のひび、座面の回転の引っかかりを見ます。キャスターは交換しやすい部品ですが、脚の割れは安全に関わるので避けます。

4番目が座面と背の状態です。クッション座面は前縁のへたり、メッシュは中央のたるみと縁の破れを見ます。メッシュの破れは放置すると広がり、張り替えは部品代も手間もかかります。

一方、アームレストの擦り傷、脚部の小さな傷、樹脂部の軽い色あせは、見た目の減点にはなっても座り心地や強度には影響しにくい部分です。「傷汚れあり」の表記があっても、写真で位置と大きさを確かめて納得できれば、実用上は十分に使えます。布張りの椅子は、しみやにおいの記載があるかも確認します。

型番とサイズも見落とせません。サイズ展開のあるシリーズは、同じ名前でも座面の大きさが違います。ヘッドレストやハンガーなどの付属品、取扱説明書の有無もあわせて確認してください。なお、中古品の性能はメーカーの新品と同じとは限りません。状態表記に書かれた範囲を前提に選びます。

買取マクサスでは、出張買取で引き取ったオフィスチェアをバイヤーが1脚ずつ検品し、動作を確かめた範囲を「動作確認済」と表記し、見つけた傷や汚れの位置を商品説明と写真に載せています。写真に写っていない箇所が気になる場合は、購入前に商品ページから問い合わせてください。

座った直後と30秒後の座面の高さを並べ、下がる量を中央のスケールで示した図
座って30秒、レバーを引かずに下がらないかを見る(図はイメージ)
アーム上面の擦れやすい位置と、キャスターの外周が正常な状態・欠けた状態を並べた図
傷は減点、欠けは交換で直る(図はイメージ)

中古オフィスチェアの部位別チェック表

買取マクサスが検品で見ている部位を、正常な状態・避けたいサイン・直せるかの3つで整理しました。商品ページの状態表記と写真を読む時の手がかりにしてください。
部位正常な状態避けたいサイン直せるか
ガスシリンダー(昇降)座って30秒たっても座面が下がらない。レバーで最上下まで動く座ると沈む、レバーを引いても上がらない、勝手に上がるメーカーの修理窓口で交換を受け付けている例がある(オカムラはガススプリング交換を案内)
ロッキングもたれると滑らかに倒れ、手を離すと元へ戻る。好きな角度で止まる途中で引っかかる、戻らない、異音、反発調整が回らない機構部の修理になるため、メーカーや修理業者への相談が必要
座面(クッション)前縁に張りがあり、左右で沈み方が同じ前縁が沈んで腰が落ちる、表皮の破れ・ひび割れ座の交換や張り替えで直せる製品がある
座面・背(メッシュ)張りが均一で、座ってもフレームが当たらない中央のたるみ、縁のほつれ、破れ部品交換になることが多い。破れは広がるので避ける
キャスター外周が欠けておらず、どの向きにも滑らかに転がる欠け・割れ、回転の引っかかり、ゴムの剥がれ日本オフィス家具協会は消耗パーツとして扱う。交換する時は型番に合うものを選ぶ
脚(ベース)5本の羽根に割れやひびがない羽根のひび・割れ、脚全体のぐらつき安全に関わるため、割れがある個体は避ける
肘掛け昇降や前後の調整がロックされ、パッドが固定されているがたつき、パッドの割れ・剥がれ、ロックが効かないパッドの交換に対応するシリーズがある
背もたれ・ランバー樹脂部に割れがなく、ランバーサポートが動く背の割れ、ランバーが固まって動かない背の交換で直せる製品がある
張地の汚れ・におい写真で分かる汚れが説明と一致している説明にないしみ、強いにおいクリーニングで薄くなる場合もあるが、落ちきらないこともある
付属品・表示ヘッドレスト・ハンガーなど付属品がそろい、型番が分かる欠品、型番やサイズが不明欠品は単品で手に入らない場合がある。購入前に確認する

オフィスチェアの寿命は何年?中古の保証はどうなる?

答え日本オフィス家具協会は回転椅子の標準使用期間を8年としています。1日8時間程度の使用を前提にした経年劣化の目安で、保証期間や耐用年数とは別の数字です。

「寿命」として示される数字には、性格の違うものがいくつかあります。混同すると判断を誤るので、分けて考えます。

1つ目は、日本オフィス家具協会(JOIFA)の「JOIFA標準使用期間」です。協会の製品安全基準のガイドラインでは、回転椅子の標準使用期間を8年としています。これは構造部分の経年劣化が予想される年数として設定されたもので、椅子などの可動部は1日8時間程度の使用を標準とし、24時間・年中無休のような使い方には当てはまらないとされています。また、耐用年数や無償の保証期間とは異なること、キャスターなど摩耗が想定される部品は消耗パーツとして扱い、この年数より早く交換する場合があることも明記されています。

2つ目は、税金の計算で使う耐用年数です。国税庁の耐用年数表では、事務いすは主として金属製のもので15年、その他のもので8年とされています。これは減価償却のための年数で、椅子が実際に何年使えるかを示すものではありません。

3つ目がメーカーの無償保証期間です。多くのメーカーは、外観・表面仕上げ、機構部・可動部、構造体で年数を分けています。保証期間の長さは設計上の耐久性に対するメーカーの考え方を映しますが、中古品を対象外と明記するメーカーがあります。オカムラは中古品・リース品・個人売買品・ネットオークション品を保証の対象外とし、使った製品を譲渡した場合は保証期間内でも品質保証が終わるとしています。コクヨも、第三者から転売・譲渡を受けた場合は保証の対象外としています。エルゴヒューマンも、中古品・個人売買・ネットオークション等で購入した製品は品質保証の対象外としています。

中古で長く使うためには、保証の代わりに「いまの状態」と「部品や修理の窓口があるか」を見ます。オカムラは、キャスター交換、ガススプリングの交換、背や座の交換などを修理の対象として案内しています(オカムラ製品に限る)。修理を受けられるかどうか、費用がどれくらいかは、メーカーや型番、状態によって変わるので、気になる場合は購入前に確かめてください。

中古の椅子がどのくらい使われてきたかは、外から正確には分かりません。本体のラベルで型番や製造時期が分かる場合は、経過年数の目安にします。そのうえで、ガスシリンダー・ロッキング・キャスター・座面の状態が良好なら、標準使用期間の考え方を参考に、定期的に点検しながら使うのが現実的です。

主なメーカーの無償保証期間と、中古品の扱い

各社の公式ページで確認した内容です(2026年9月30日時点)。対象製品や購入時期で年数が変わるため、詳細は各社の案内を確認してください。
メーカー外観・表面仕上げ機構部・可動部構造体中古・譲渡品の扱い
オカムラ1年2年3年(2021年1月1日以降購入の対象製品は8年)中古品・リース品・個人売買品・ネットオークション品は対象外
コクヨ1年2年3年(2023年1月以降購入の対象製品は10年)第三者から転売・譲渡を受けた場合は対象外
イトーキ1年2年3年条件は各製品の取扱説明書で確認
エルゴヒューマン1年2年5年購入日から起算。中古品・個人売買・ネットオークション等で購入した製品は対象外
ハーマンミラー区分せず製品ごとに設定(アーロンチェア・エンボディチェアは12年)同左(ガス圧シリンダーは2年)同左譲渡で保証は無くなり、中古品・個人売買・ネットオークション等での購入品は対象外

中古で見かけることが多いシリーズの特徴

買取マクサスが扱うことの多いシリーズを、座面・特徴・向いている人で比べました。サイズ違いや仕様違いがあるため、買う前は商品ページの型番と寸法を確認してください。
シリーズ座面特徴向いている人
ハーマンミラー セイルチェアクッション(背は樹脂フレーム)軽量・コンパクトで背もたれの追従性が高い省スペースで軽い椅子が欲しい人
ハーマンミラー コズムチェアメッシュ調整箇所が少なく座るだけで姿勢が決まる細かい調整をしたくない人
エルゴヒューマン プロ2メッシュ独立ランバーサポート・フットレスト付きモデルあり長時間の在宅勤務・ゲーミング用途
オカムラ コンテッサ セコンダメッシュまたはクッションアーム先端で昇降・リクライニングを操作できる座ったまま調整したい人・大柄な人
COFO Chair Premiumメッシュヘッドレスト・フットレスト・ハンガー一体型機能を一通り揃えたい人

中古オフィスチェアを買うまでの手順

  1. STEP 1

    体格と用途を決める

    採寸した膝裏の高さ・お尻から膝裏までの長さと、1日に座る時間・使い方を書き出します。座面高さの調整範囲が自分に合うかが最初の絞り込みです。

  2. STEP 2

    置き場所と搬入経路を測る

    玄関幅・廊下の曲がり角・エレベーター内寸と、置き場所の床材・広さを測ります。組み立て済みで届く場合は本体の幅・奥行き・高さで通るかを見ます。

  3. STEP 3

    型番とサイズを確かめる

    商品ページの型番・サイズ表記・座面高・座面奥行きを、採寸した数値と比べます。サイズ展開があるシリーズは表記を必ず確認します。

  4. STEP 4

    状態表記と写真を読む

    動作確認済の範囲、傷や汚れの位置、欠品の有無を確認します。ガスシリンダーの沈み、座面の破れ、脚の割れがないことを確かめます。

  5. STEP 5

    気になる箇所を問い合わせる

    写真に写っていない箇所、ヘッドレストやアームの取り外しの可否、においの有無などは、購入前に商品ページから在庫店舗へ相談します。

  6. STEP 6

    価格・在庫・配送方法を確かめる

    この記事には価格を書いていません。掲載価格・在庫・配送方法は各商品ページの表示が最新です。売り切れの商品はページから外れます。

  7. STEP 7

    受け取りの準備をする

    配送か店舗受取かを選び、受取日に搬入経路と開梱スペースを空けておきます。届いたら座面の高さから順に体に合わせて調整します。

買取マクサスの家具・インテリア在庫データ

家具・インテリアの公開中商品数
15件
kaitorimakxas.com で公開中の家具・インテリア商品を描画時に集計
対象 15 件
家具・インテリアの掲載価格の中央値(税込)
40,000円
公開中商品の掲載価格の中央値を描画時に集計
対象 15 件
家具・インテリアの掲載価格の最安値(税込)
10,404円
公開中商品の掲載価格の最安値を描画時に集計
対象 15 件

買取マクサスの自社データ・集計日

検品済みのオフィスチェア在庫

根拠と出典(体格・姿勢・規格・キャスター)

  1. [1]

    厚生労働省のガイドラインは、椅子の要件として、安定して容易に移動できること、座面の高さを体形に合わせて調整できること、交替で使う場合は調整が容易で調整中に座面が落下しない構造であること、適当な背もたれ(傾きの調整が望ましい)、必要に応じた肘掛けを挙げている。

    情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン(厚生労働省)確認日

  2. [2]

    同ガイドラインの解説は、床からの座面の高さを37cm〜43cm程度の範囲で調整できることが望ましいとし、この高さはクッション材が2〜3cm圧縮された状態で測るもので、市販の椅子の座面高表示は圧縮前の高さが一般的だと注意している。調整範囲で合わない場合はフットレストの利用などを挙げている。

    情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン(厚生労働省)確認日

  3. [3]

    同ガイドラインは、椅子に深く腰掛けて背もたれに背を十分に当て、足裏全体が床に接した姿勢を基本とし、椅子と大腿部の膝側の裏との間に手指が入る程度のゆとりを設けるとしている。必要に応じてすべりにくい足台を備えるとしている。

    情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン(厚生労働省)確認日

  4. [4]

    同ガイドラインは、高さ調整ができない机は床から65cm〜70cm程度、高さ調整ができる机は60cm〜72cm程度の範囲で調整できることが望ましいとし、椅子の高さを合わせた後に机の高さを調整するとよいとしている。

    情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン(厚生労働省)確認日

  5. [5]

    同ガイドラインは、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、次の連続作業までに10分〜15分の作業休止時間を設け、連続作業時間内に1回〜2回程度の小休止を設けるよう指導することとしている。

    情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン(厚生労働省)確認日

  6. [6]

    JIS S 1032:2016(オフィス家具-椅子)は、JIS S 1043に規定するオフィス家具用の座面高さ調節式回転椅子を適用範囲から除いている。

    JIS S 1032:2016 オフィス家具-椅子(日本規格協会 閲覧用プレビュー)確認日

  7. [7]

    日本オフィス家具協会のガイドラインは、座面高さ調節式回転椅子の評価項目として、安定性試験、座面・背もたれ・肘掛けの静荷重試験、座面・背もたれや肘掛けの耐久性試験、旋回試験、キャスター及び脚羽根の耐久性試験などをJIS S 1043によるとしている。

    オフィス家具-製品安全基準のガイドライン 改訂第2版(一般社団法人 日本オフィス家具協会)確認日

  8. [8]

    オカムラは、Pタイル・フローリングではナイロンキャスターは滑り転倒するおそれがあるためウレタンまたはゴム、じゅうたん・カーペットはナイロン、コンクリートはゴムのキャスターを案内し、キャスターは加水分解などで亀裂や剥離が起きやすいため定期的な交換を勧めている。

    オフィスチェアのキャスターの選び方|株式会社オカムラ よくあるご質問確認日

  9. [9]

    ハーマンミラーのアーロンチェアは、A・B・Cの3種類のサイズで展開されている。

    アーロンチェア - ミネラル/サテンアルミニウム|ハーマンミラーストア確認日

根拠と出典(寿命・保証・修理)

  1. [1]

    日本オフィス家具協会はJOIFA標準使用期間として回転椅子を8年とし、椅子の可動部は1日8時間程度の使用を標準としている。この期間は耐用年数・保証期間とは異なり、椅子のキャスターなど摩耗が想定される部品は消耗パーツとして除外している。

    オフィス家具-製品安全基準のガイドライン 改訂第2版(一般社団法人 日本オフィス家具協会)確認日

  2. [2]

    国税庁の耐用年数表では、器具及び備品の家具のうち事務机・事務いす・キャビネットは、主として金属製のもの15年、その他のもの8年とされている。

    器具・備品の耐用年数(国税庁 確定申告書等作成コーナー)確認日

  3. [3]

    オカムラのオフィスシーティングの保証期間は、外装・表面仕上げ1年、機構部・可動部2年、構造体3年(2021年1月1日以降購入の対象製品は8年)。1日8時間程度の使用を想定し、中古品・リース品・個人売買品・ネットオークション品は対象外としている。

    オフィス家具の安全性と保証期間(オフィスシーティング)|株式会社オカムラ よくあるご質問確認日

  4. [4]

    コクヨのオフィス家具の保証期間は、外観・表面仕上げ1年、機構部・可動部2年、構造体3年(2023年1月以降購入の対象製品は10年)。第三者から転売・譲渡を受けた場合は保証の対象外としている。

    オフィス家具製品の品質保証|コクヨ確認日

  5. [5]

    イトーキのオフィス家具の保証期間は、外装・表面仕上1年、機構部・可動部2年、構造体3年と案内されている。

    よくあるお問い合わせ|イトーキオンラインショップ確認日

  6. [6]

    エルゴヒューマンチェアの保証期間は、購入日から外装・表面仕上げ1年、機構部・可動部2年、構造体5年。関家具の正規販売代理店から直接購入した製品が条件で、中古品・個人売買・ネットオークション等で購入した製品には品質保証を適用しないとしている。

    アフターサポート窓口|エルゴヒューマン公式サイト(株式会社関家具)確認日

  7. [7]

    ハーマンミラージャパンの保証ページは、アーロンチェア・エンボディチェアの保証期間を12年、ガス圧シリンダーを2年とし、保証内容を調整・必需部品の交換・代替品の提供としている。直営店・正規販売代理店で新品を買った本人が対象で、譲渡で保証は無くなり、中古品・個人売買・ネットオークション等での購入品には適用されない。

    保証およびサービス|ハーマンミラーストア確認日

  8. [8]

    オカムラは、チェアの修理としてキャスター交換、ガススプリングの交換、背・座の交換などを案内しており、修理できる製品はオカムラ製品に限るとしている。

    オフィス家具の修理|株式会社オカムラ確認日

  9. [9]

    オカムラは、レバー操作しても座面が昇降しない、操作していないのに座面が上がったり下がったりする場合は、修理・部品交換が必要だと案内している。

    チェアの座面の高さ調節ができなくなった|株式会社オカムラ よくあるご質問確認日

オフィスチェアの選び方でよくある質問

Q身長から座面の高さを決めてもいいですか?

身長は目安になりますが、脚の長さは人によって違うため、膝裏の高さを測る方が確実です。室内で履く靴のまま床から膝裏までを測り、商品の座面高の調整範囲に入るかを確かめます。厚生労働省のガイドラインは、座面高を37〜43cm程度の範囲で調整できることが望ましいとしています。

Q座面の高さ表示と、実際に座った高さが違うのはなぜですか?

厚生労働省のガイドラインの解説によると、市販の椅子の座面高表示はクッションが沈む前の外形の高さが一般的で、実際に座るとクッション材が2〜3cm程度沈みます。クッション座面の椅子は、表示より少し低くなると見込んで選んでください。

Q一番低くしても足が床に届きません。どうすればいいですか?

座面高の下限がもっと低い椅子を選ぶか、足台(フットレスト)を使います。厚生労働省のガイドラインも、椅子の調整範囲で合わない場合はフットレストの利用などで対応することが望ましいとしています。

Qハイバックとミドルバックはどちらがいいですか?

前かがみのパソコン作業や事務作業が中心ならミドルバックでも十分です。1日の大半を座って過ごす、後ろへもたれて休む・考える時間が長いならハイバックが向きます。ハイバックは全高が高く重くなりやすいので、置き場所と搬入経路もあわせて確かめます。

Qメッシュとクッションはどちらが疲れにくいですか?

体格と好みによります。メッシュは蒸れにくく体圧を面で受け止め、クッションは当たりが柔らかく体格を選びにくい素材です。可能なら両方に数分ずつ座り、座った直後ではなく数分後の腰やお尻の感覚で比べてください。

Qランバーサポートは必要ですか?

深く座った時に腰の後ろに隙間ができる人には効果があります。背もたれの形そのもので腰を支える椅子もあるため、部品の有無よりも「深く座って腰が支えられるか」で判断します。複数人で使うなら位置を変えられる調整式が向きます。

Q肘掛けはないほうがいいですか?

机に深く差し込みたい、あぐらをかいて座る、といった使い方なら肘掛けなしも選択肢です。キーボード作業が長いなら、机の高さに合わせられる可動式の肘掛けがあると腕の重さを受け止められます。跳ね上げ式という選択肢もあります。

Qフローリングで使うと床が傷みませんか?

オカムラの案内では、Pタイルやフローリングにはウレタンやゴムのキャスターを勧め、ナイロンキャスターは滑って転倒するおそれがあるとしています。キャスターの種類を商品ページで確かめ、床の傷やへこみが気になる場合はチェアマットを敷いてください。

Qキャスターは交換できますか?

オカムラはキャスター交換を修理の対象として案内しており、キャスターを加水分解などで亀裂や剥離が起きやすい部品とし、定期的な交換を勧めています。他社製品の可否はメーカーに確かめ、交換する時は型番に合うものを選んでください。

Qオフィスチェアの寿命は何年ですか?

日本オフィス家具協会は回転椅子の標準使用期間を8年としています。1日8時間程度の使用を前提にした経年劣化の目安で、保証期間や耐用年数とは別の数字です。キャスターなどの消耗部品はそれより早く交換が必要になる場合があります。

Q座面が勝手に下がるようになりました。直せますか?

ガスシリンダー(ガススプリング)の不具合が考えられます。オカムラは、座面が昇降しない、勝手に上がったり下がったりする場合は修理・部品交換が必要だと案内しています。メーカーの修理窓口や販売店に相談してください。

Q中古のオフィスチェアに保証はありますか?

メーカーの無償保証は、中古品では受けられないことがあります。オカムラは中古品を、コクヨは第三者から転売・譲渡を受けたものを保証の対象外としています。買取マクサスでは検品時に動作確認した範囲を商品ページに明記しています。到着時に表記と異なる不具合があれば、商品ページの問い合わせからご連絡ください。

Q中古のメッシュチェアは破れやすいですか?

破れやすさは使われ方によって違います。中古で選ぶ時は、座面中央のたるみ(座った時にフレームが当たらないか)と、縁のほつれ・破れを写真で確認してください。破れは広がりやすいので、小さくても避けるのが無難です。

Q「傷汚れあり」の商品は買っても大丈夫ですか?

アームや脚の擦り傷は見た目の減点で、座り心地や強度への影響は小さい部分です。座面の破れ、ガスシリンダーの沈み、キャスターや脚の割れは使い勝手や安全に関わるので、写真と説明で該当がないことを確認してください。

Q長時間座っても疲れない椅子はありますか?

体に合った椅子は負担を減らしますが、同じ姿勢を続けること自体が疲れの原因になります。厚生労働省のガイドラインは、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、10〜15分の作業休止と、途中の小休止を設けるよう示しています。

Q家族で1脚を共用する時は何を重視しますか?

座る人が変わるたびに調整するので、座ったままワンタッチで高さを変えられるか、ロッキングの反発を簡単に変えられるかを重視します。厚生労働省のガイドラインも、交替で使う椅子は高さの調整が容易で、調整中に座面が落下しない構造であることを求めています。

Q試座せずにネットで買っても大丈夫ですか?

今使っている椅子の座面高・奥行きと、自分の膝裏の高さ・お尻から膝裏までの長さを測り、商品ページの寸法と比べれば失敗を減らせます。写真で分からない点は購入前に販売店へ問い合わせてください。

Q組み立て済みで届きますか?

商品によって異なります。中古は組み立て済みで届くことが多いため、商品ページの配送方法を確認し、玄関幅とエレベーター内寸を事前に測っておいてください。店舗受取を相談できる商品もあります。

状態表記と写真をつけて出品しています。座面の種類とサイズで絞り込めます。

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書いた人

買取マクサス バイヤーチーム買取マクサス 家具・オフィス家具 査定担当

買取マクサスで出張買取した家具・家電の査定と検品を担当するチームです。買い取った商品の状態を確かめ、当店で販売するときの状態表記と価格を決めています。購入ガイドは、査定と検品の現場で実際に見ているポイントをもとに書いています。

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この記事について

買取マクサスは、出張買取で引き取った商品を検品して販売しています。この記事で紹介している商品は当店の在庫で、価格と状態は表示している時点の実物の値です。記事は買取の検品を担当するスタッフが書き、内容を確認しています。

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