古物市場とは?具体的な参加方法、費用や実際に売られている商品を紹介

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公開日:2024.01.28 最終更新日:2024.02.28

「古物市場って具体的に言うと何のこと?」
「古物市場に興味があり詳しく知りたい」
古物市場について悩む人は少なくありません。

本記事を読めば、古物市場について仕組みや特徴、メリットや参加方法などがわかるようになります。

この記事はこんな人におすすめ!
  • 古物市場について詳しく知りたい人
  • 古物市場のメリットを知りたい人
  • 古物市場の参加方法や費用が知りたい人

 

買取市場で開業を検討されている方は買取マクサスがおすすめです。

 

目次

監修者
関憲人│株式会社マクサス代表取締役
株式会社マクサス代表取締役。高校を中退後、中古品売買を個人事業としてスタート。ニュージーランドに渡航しビジネスアイデアの模索。帰国後、某不動産会社に勤務。全国2位(営業100名中)の営業成績を残し、2012年10月22歳で株式会社SJCコーポレーション(現:株式会社マクサス)設立。平成リユース会代表、令和の虎出演。
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そもそも古物市場とは

古物市場とは、古物商同士が商品を売買するところで、古物商専用の競り会場を指します。古物市場に参加するには、古物商許可が必要であるというのが大きな特徴です。

古物市場は売り手と買い手が存在し、売り手は在庫の調整や処分に利用し、買い手は仕入れの場として利用します。ちなみに、古物市場は全国には1000以上存在します。

古物市場には、古物の専門家が集まるため参加者にとっては相場を知る良い機会となり、大量の商品を仕入れることも可能です。また、市場によっては他にも参加するための条件があったり、参加者の紹介が必要な場合があったりします。

 

 

古物市場の特徴

古物市場の特徴は以下の4つです。

  • 日本各地で開催されている
  • 「手競り」「入札」「オンライン」3つの形態がある
  • 誰もが参加できるわけではない
  • 年会費や手数料などがかかる

4つの特徴を詳しく解説します。

 

 

日本各地で開催されている

古物市場は日本全国で開催されています。

全国規模で開催されているため、仕入れたい商品や参加目的に応じて、様々な地域の古物市場にアクセスできます。

地域によっては、取引が盛んな商品が異なるため、目的に適した古物市場を選ぶことが重要です。もし欲しい商品を扱う近隣の古物市場がない場合は、オンラインを実施している会場もあるので利用するといいでしょう。

 

 

「手競り」「入札」「オンライン」3つの形態がある

古物市場では、以下の3つの形態があります。

手競り型 古物市場の参加者が会場で欲しい商品の落札希望金額を述べ、競りが行われます。古物商が集結する会場では情報交換の場として利用されるのが特徴です。
入札型 商品の実物を会場で確認し、ネットから希望落札金額を入札します。入札は下見期間中に行い、期間中には入札額の変更が可能です。スケジュールの柔軟性があり、忙しい方に向いています。
オンライン インターネット上で欲しい品物の落札金額を入札し、リアルタイムで競りを行います。商品を事前に見れる場合と見れない場合があり、できない場合は複数の写真から商品を評価する必要があります。
パソコンやスマートフォンなどから手軽に参加できるため便利に活用できます。

 

 

誰もが参加できるわけではない

古物市場は、古物商許可という資格を持つプロのみが参加できます。古物市場の参加には、古物商許可が必要であり、原則的に一般の方は参加できません。

一部の古物市場では、古物商許可を持っているだけでなく、追加の参加条件が設けられている場合があります。参加前にこれらの条件を確認することが重要です。

 

 

年会費や手数料などがかかる

古物市場は基本的には年会費や手数料がかかり無料ということはほとんどありません。

そのため古物市場に足を運ぶ際には、参加に関わる費用を把握しておくことが重要です。

主な費用は以下の通りです。

入会費 初めて参加する際に支払う費用
年会費 年に一度支払う費用
参加費 各回の参加時に発生する費用で、昼食や飲み物が含まれることが多い
下見費 下見を行う際に発生する費用
手数料(歩銭) 売り手(出品者)や買い手(落札者)のいずれかまたは両方にかかる手数料

たとえばブランド品、宝飾品、時計などに力を入れているハッピー東京オークションでは以下の費用がかかります。

・入会金:10,000円
・年会費:3,500円
・オークション参加費:3,000円

年会費や手数料以外にも、その他の費用は会場によって異なるため事前に確認しておきましょう。

 

 

古物市場で売買されるものの例

古物市場で売買されるものの例を5つ取り上げます。

  • ブランド品
  • 骨董品
  • 家電
  • 家具
  • OA機器

5つそれぞれを詳しくご紹介します。

 

 

ブランド品

古物市場で売買されているものにブランド品があります。ブランド品は主にブランドバッグ、ブランド時計、宝石・貴金属などが豊富に出品され、各ブランドや宝石ごとに開催されることが特徴です。

ブランドバッグでは、シャネルやヴィトン、エルメスなどの革製品が中心で人気があります。ブランド時計では、ロレックスやオメガなどが人気です。

バッグや財布の他にも小物やアクセサリーが幅広く取引されます。宝石・貴金属ではダイヤモンドやカラーストーン(ルビー、エメラルドなど)が製品またはルースの状態で出品されます。

 ハッピー東京オークション

【公式HP】https://happytokyoauction.jp/

ブランド品の主な古物市場としては、ハッピー東京オークションや古物ナニワ市場などが有名です。

 

 

骨董品

【公式HP】https://kottouichi.com/world.html

古物市場で売買されているものに骨董品があります。古物市場で取引されている骨董品は、絵画や茶道具、掛軸や陶器、刀剣や甲冑などが市場に出品されます。

骨董品の種類によって扱っている古物市場が異なるため、目的にあった商品の取引がある古物市場を選んでいきましょう。骨董品では手競りが一般的な競り方式であり、一部ではオンライン型も導入されつつあります。

骨董品の主な古物市場は、関東では横浜骨董ワールドや浦和宿ふるさと市が有名です。また関西では、京都アンティークフェアやアートオークション福丸などが有名です。

 

 

家電

【公式HP】https://wasabi-inc.biz/

古物市場で売買されているものに家電があります。家電の主なものとしては、テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫、食洗機、扇風機、などが市場に出品されます。

家電は大型商品が多いため郊外の倉庫などでの開催が一般的といえるでしょう。家電の主な古物市場は、関東では日本リサイクルオークションつくばや横濱タイガーデンが有名です。

また関西では、神戸オークションマーケットや新大阪道具市場リサイクル市などが有名です。

 

 

家具

【公式HP】https://a-r-a.biz/contractor-inquiries/

古物市場で売買されているものに家具があります。家具の主なものとしては、ソファ、食器棚、ベッド、タンス、チェア、テーブル、デスクなどが市場に出品されます。

家具は大型商品が多いため郊外の倉庫などでの開催が一般的といえるでしょう。家具の主な古物市場は、関東ではリサイクルオークション東京やARA足立リサイクルオークションが有名です。

また関西では、東成道具市場や石川道具市場などが有名です。

 

 

OA機器

【公式HP】https://www.kantou-ichiba.jp/

古物市場で売買されているものにOA機器があります。ちなみにOA機器とは、オフィスオートメーション機器の略で、オフィス業務で使う機器のことです。

OA機器の主なものとしては、電話・パソコン・コピー機・FAX・シュレッダーなどの機器をOA機器と呼びます。

OA機器の主な古物市場は、関東では日本ブランドリサイクル群馬市場や関東道具市場が有名です。また関西では、北大阪オークション市場や関西道具市場などが有名です。

 

 

おすすめの古物市場

おすすめの古物市場を8つ紹介します。

  • ジャパンオークションセンター
  • ハッピー東京オークション
  • 東京マーケット
  • リステージのリアルネットオークション
  • SGオークション
  • 古物ナニワ市場
  • トレファクライブネットオークション
  • リバオク

8つの古物市場をそれぞれ詳しく紹介します。

 

 

ジャパンオークションセンター

 ジャパンオークションセンター

【公式HP】https://auctioncenter.co.jp/jac/index.html

ジャパンオークションセンターは、東京都足立区にある古物市場です。主な商品は、厨房機器、事務機器、高級家具、家電品、楽器、オーディオ機器、宝飾品、貴金属、ブランドバッグなどです。

さらには調理器具、計測機器、マッサージ機器、工事用機器、およびその他の雑貨など、さまざまな商品が大量に出品されています。商品を廃棄処分ではなく、社会に再び還元・還流させるリユース事業を展開しています。

名称  ジャパンオークションセンター
住所 〒121-0011 東京都足立区中央本町4-15-1 ジャパンオークションセンター東京倉庫
電話番号  03-3880-4118
参加資格 古物商許可証(法人・個人・国籍問わず)
会費 加盟金 30,000円(金曜のみ参加の場合は10,000円)
参加費 2,000円 (個人会員1名、もしくは法人1社2名まで)
駐車代 1,000円
開催日 水曜道具市 (毎週水曜日 9:00開催)メインオークション
金曜小物市(第一第三金曜日 13:00開催) 段ボール単位でのオークション
ブランド市(第二第四金曜日 13:00開催)ブランドバッグ、貴金属、骨とう品や雑貨など。
形態(手競り・オンラインなど) 手競り
公式ページ https://auctioncenter.co.jp/jac/

ジャパンオークションセンターの加盟会員は個人と法人を合わせて1500社以上です。購入者の利用先はリサイクルショップなどの店舗販売、ネット販売、フリーマーケット、海外輸出などで活用しています。

売主は中古商品や過剰在庫を販売するための場所として利用しています。個人や法人が古物商許可証を取得すれば、ジャパンオークションセンターのプロの競り売りに参加することが可能です。

 

 

ハッピー東京オークション

 ハッピー東京オークション

【公式HP】https://happytokyoauction.jp/

ハッピー東京オークションセンターは、東京都品川区にある古物市場で、東京・天王洲アイルに会場があります。主な商品は、ブランド品、バッグ、時計、ジュエリーなどのブランドを取り扱っています。

おおよそ2,000アイテムのブランド品が競りにかけられ、価格帯は主に1万5000円から2万円の範囲が中心です。さらに、20万円以上を見込んでいる高額商品(バッグ、アクセサリーなど)は「別展品」と呼ばれ、毎週約50点が出品されます。

名称  ハッピー東京オークション
住所 〒140-0002 東京都品川区東品川2-3-14 東京フロントテラス17F
電話番号 03-6825-5884
受付時間 11:00~18:00 / 土日祝日定休
参加資格 古物商許可免許(法人・個人) 新規参加は古物商免許証のコピー
会費 入会金:10,000円 年会費:3,500円 オークション参加費:3,000円
開催日 随時:公式ホームページ参照
形態(手競り・オンラインなど) 手競り
公式ページ https://happytokyoauction.jp/

毎月最終金曜日には、エルメスやシャネルなどの高級ブランド祭りが開催されます。この日には大手の購入者たちが商品を求めて参加するのが特徴です。

そのため長期在庫を抱えている出品者はこの機会に商品を出品すると、買い手が付きやすくなります。入会金は売り手に対して10,000円が必要ですが、成立した取引における落札手数料は0%です。

さらに総販売金額に対して最大5%のキャッシュバック制度が用意されているため実際の販売金額がアップします。

しかしキャッシュバック制度は高級ブランド品にのみ適用されるため、他のアイテムには適用されないことに注意が必要です。

 

 

東京マーケット

 東京マーケット

【公式HP】https://tokyom.michikusa.jp/index.html

東京マーケットは、埼玉県草加市にある古物市場です。主な商品は、小物雑貨です。東京マーケットは、1回あたり約40〜50人が参加しています。東京マーケットでは、ゆっくりとしたペースで小物の競りが行われるので初心者にもおすすめです。

しかし、大型の家具や家電は扱われないので注意しましょう。全体的には、さばきやすく運びやすい小物雑貨が中心になっています。一競りの落札価格は数百から数千円と比較的手ごろで、声を上げやすい雰囲気です。

名称  東京マーケット
住所 〒340-0036
埼玉県草加市苗塚町452-1
電話番号 TEL.048-915-6110
参加資格 入会申込書 古物営業許可証の写し 免許証の写し
会費 <入会金:20,000円 参加費:1日2,000円 (車の場合:別途駐車料金1,000円)
開催日 毎週火曜日・木曜日 午前11時開始 終了まで
形態(手競り・オンラインなど) 手競り
公式ページ https://tokyom.michikusa.jp/index.html

ちなみに東京マーケットが誕生した背景は以下の通りです。個人や企業が手放したいと思っている物でも、まだ使える価値があるものが多く存在します。

これらの不要なものを単なるゴミとして処分するのではなく、新しい価値を見つけるお手伝いをするために誕生しました。古物初心者の方にぴったりな市場なため、デビュー戦は東京マーケットで経験してみてください。

 

 

リステージのリアルネットオークション

リステージのリアルネットオークション

【公式HP】https://next-restage.co.jp/

リステージのリアルネットオークションは、東京都中央区にある古物市場です。主な商品は、テーブルやデスク、チェアなどのオフィス家具を取り扱っています。

リステージのリアルネットオークションの特徴は、リアルネットオークションです。日本最大級の古物市場であるリアルネットオークションは、自社倉庫で運営され、面積は780坪です。

毎週最大180台の4トン車相当の物品を受け入れることができ、現在560社の会員業者が参加しています。登録は古物証を取得した業者に限られ、国内販売のみが行われており、委託販売は弊社クライアントに限定されています。

名称 リステージのリアルネットオークション
住所 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-6-1 浜町パルクビル2階
電話番号 TEL:03-5244-9737
参加資格 古物商許可証を所持する中古品取扱事業者 常設の営業所を有し、現に営業活動を行っている
会費 新規会員登録料:30,000円(税込)
開催日
形態(手競り・オンラインなど) オンライン
公式ページ https://next-restage.co.jp/

リステージのリアルネットオークションの概念は、「ゼロエミッション」です。

ゼロエミッション(3Rシステム)は以下の3つです。

  • 再利用(Reuse)
  • 再生利用(Recycle)
  • 削減(Reduce)

リステージの買取サービスは国内のリユース業者と広く連携しており、協力会社は約350社に達します。資源化された物品は新しい商品として再生され、マテリアル不可のものはエネルギーとして再利用されます。

オフィス家具で検討されている方には、環境にも配慮したリステージがおすすめです。

 

 

SGオークション

SGオークション

【公式HP】https://sg-auction.jp/

SGオークションは、神奈川県横浜市にある古物市場です。主な商品は、家具、家電、雑貨品など多岐にわたるアイテムが出品されています。

SGオークションは、このオークションでは、国内向けの商品だけでなく、海外向けの商材も安定した高値で取引されています。既に確立された市場価格があるため、新規参入者にとってはハードルが高いかもしれません。

名称 SGオークション
住所 〒210-004 神奈川県川崎市川崎区貝塚1-4-15
電話番号 TEL 045-873-5371
参加資格 各都道府県の公安委員会発行の古物許可証取得者 当会規約を遵守できるもの 新規会員は既会員の推薦紹介を必要
会費 登録料:20,000円
参加料:1,000円(1名ごと)
駐車場代:2,000円(9:45前に入庫で500円引き)
買い歩:10%(消費税)
売り歩:8.8%(インボイス登録業者戻り消費税あり)
出品手数料制 大物880円、小物440円
(当日参加で売り補助有の場合は半額) 
開催日 毎週水曜日 10:00~ 終了まで
形態(手競り・オンラインなど) 手競り
公式ページ https://sg-auction.jp/

親切かつ丁寧なサポートが受けられるため、安心して利用できるでしょう。未登録者でも市場見学が可能ですが、古物商許可証の提示として3,000円の入場料が必要です。

ただし、見学当日に登録手続きを行えば入場料は返金されるため、入会を検討している場合は同日中に登録することがおすすめです。オークションへの参加は、通常古物商に記載のある人のみが許可されています。

しかし、事前に「従業員登録」を行うことで入場が可能となります。この手段を上手に活用してSGオークションを利用してみてください。

 

 

古物ナニワ市場 

古物ナニワ市場

【公式HP】https://720-ichiba.jp/

古物ナニワ市場は、大阪府大阪市にある古物市場です。主な商品は、宝石、高級時計、貴金属、ブランド品です。「通常市」は毎月16日に開催されます。通常市では主につぶし品が取引される傾向にあります。

毎月6日に開催される「大会」では、高品質な宝石や、貴金属などが中心です。ナニワ市場ではカラーストーンが高値で落札できる独自のメカニズムがあります。そのため、宝石をメインに考えている方でしたらおすすめの市場といえます。

名称 古物ナニワ市場
住所 〒530-0054 大阪市北区南森町2-1-20 南森町エンシンビル 10F
電話番号 06-7711-7080
参加資格 古物許可取得者 本規約を順守できる(参加申込書内規約同意書を提出した者) 当市場の会員の登録をした者 当市場が要請する必要書類を提出し、入会審査に合格 常設の営業拠点を日本国内に有し、かつ営業活動を行っている
会費 無料
開催日 通常市:毎月16日 開催 ※1・8月のみ変則します。 通常市は毎月開催:「つぶし品」、「地金製品」、「Accessory Quality ジュエリー(ファッションジュエリー)」 「Jewelry Quality ジュエリー」、及びブランド品、その他 大会:毎月 6日 開催 ※1月を除く。 「Jewelry Quality ジュエリー」、「Gem Quality ジュエリー」のランクに該当する商品も出品されます。 開催日は別途年間スケジュールにて定める。 但し、主催者の都合により止むを得ず開催できない場合は、変更開催日を定め、事前にその旨を通知
形態(手競り・オンラインなど) 手競り・オンライン
公式ページ https://720-ichiba.jp/

オンラインでの申し込み後商品を会場に送るだけで手軽に出品できるオンライン入札も可能です。ナニワ市場の魅力はなんといっても入会金や参加費が無料のところでしょう。

古物市場はほとんどが有料な場合が多く、初心者でも気軽に参加できます。

 

 

トレファクライブネットオークション

トレファクライブネットオークション

【公式HP】https://about.tf-livenet.com/

トレファクライブオークションは、上場会社のトレジャー・ファクトリーが運営しています。古物商許可があれば誰でも参加できるリアルタイムのネットオークションです。

主な商品は、家具・家電、雑貨、時計、厨房機器、オフィス家具、骨董、OA機器、ブランドなど多岐にわたります。

トレファクライブネットオークションはオンラインのみ開催され、開催日は毎月第1月曜日と毎週水曜日です。出品数は毎回約500品から1000品ほどで、幅広い商品が揃っています。

名称 トレファクライブネットオークション
住所 〒101-0022 東京都千代田区神田練塀町(ねりべいちょう)3 大東ビル2F
電話番号 03-3880-8822
参加資格 古物商許可登録料30,000円
参加費2,000円
会費 登録費用30,000円(ブランドのみ無料) 参加費2,000円(ブランドのみ無料) 更新費用10,000円
開催日  ブランド:第一月曜日
道具:毎週水曜日
形態 オンライン
公式ページ https://about.tf-livenet.com/

オークションに参加するためには、古物許可証と入会金が必要です。入会金は3万円で、1年ごとに1万円の更新費用がかかります。クレジットカードは使用できず、銀行振込が唯一の支払い方法です。

オークション終了後には1〜2時間以内に精算のお知らせメールが届くので、迅速に清算する必要があります。ちなみに、出品商品の下見は不可で、状態の確認は掲載写真だけとなります。

問い合わせもできないため、状態の判断は出品ページの簡単な商品説明に依存しますので慎重な判断が必要です。商品の受け取りは引取りか宅配便のいずれかが選べます。

 

 

リバオク

【公式HP】https://reva-auc.com/

リバオクは、超高級ブランドから人気ブランドまで数多くを取り揃えているオークションです。競り売り方式で行う参加者登録制のオークションとなります。

参加費は下見で1日3名まで一律3,000円、4名の場合は6,000円です。

また、入会費30,000円、年会費10,000円がかかります。落札手数料として落札金額の3%、出品手数料としても落札金額の3%がかかる点に注意してください。

名称 リバオク
住所 〒150-0011  東京都渋谷区東3-11-10 恵比寿ビル7F
電話番号 03-6434-1078
参加資格 古物商許可証を有する者
下見費で1日3名まで一律3,000円
下見費で1日4名の場合は6,000円
会費 入会費30,000円
年会費10,000円
開催日 【前期】
時計大会:毎月12日
バッグ大会:毎月14日
【後期】
時計大会:毎月26日
ジュエリー大会:毎月27日
バッグ大会:毎月28日
形態 オンライン
公式ページ https://reva-auc.com/

リバオクでは人気ブランドに限らず多くのブランド・モデルを幅広く取り扱っているため、全国のトップバイヤーが参加しています。

商品ランク・状態ともに最高水準の取り扱いとなっており、

リアル下見で状態確認したい場合は、来社の前に事前連絡をしましょう。

 

 

古物市場に参加するメリット

古物市場に参加するメリットは3つあります。

  • メリット 01
    相場より安く購入できることがある
  • メリット 02
    豊富な在庫がある
  • メリット 03
    同業者と関係を築ける

メリット3つを詳しくご紹介します。

 

 

相場より安く購入できることがある

古物市場のメリットとして、相場よりも安く購入できることがあります。中間業者をかえさないで直接業者と取引できるからです。

多くの出品者は買取専門店や遺品整理業者であり、仕入れコストが低いため、商品を低価格で提供できるのです。さらに古物市場で取引をしている業者との良好な関係が築かれれば、通常よりも特別価格で仕入れることもできます。

低価格での仕入れを望む方にとって、古物市場は理想的な場です。

 

 

豊富な在庫がある

古物市場には豊富な在庫があります。古物市場に参加する業者は大量に在庫を持っていることが多いからです。さらに手頃な価格で一貫して商品を仕入れることができるのが、古物市場の魅力です。

古物市場は定期的に開催されているため、商品の仕入れを一貫して行えます。古物市場は、古物商が在庫を整理する場でもあるため、他の場所で余った大量の古物が古物市場には集まります。

通常の市場では、一般の顧客からの買取に頼ると大量の商品を安定して仕入れるのは難しいです。しかし、古物市場では安定して手頃な価格で商品を仕入れることができるのでおすすめです。

 

 

同業者と関係を築ける

古物市場には多くの業者が参加するため同業者と関係を築くことができます。他の古物商と親しくなることで、転売のヒントや新たな仕入先などが提供される可能性があります。

経験の浅い古物商にとっては、貴重な情報や経験を得るための絶好の機会となるでしょう。また、古物市場では古物商仲間がどんな商品に興味を持っているのかを知ることができ、商品リサーチに役立ちます。

同業者同士の取引にはメリットがあり、古物市場は定期的に開催されるため、安定した仕入れルートとなります。

 

 

古物市場に参加するために必要なもの

古物市場では、「古物商の許可証」「入会費・年会費」「手数料」「紹介」の4つが必要です。

参加するためには必要な4つをご紹介します。

 

 

古物商の許可証

古物市場に参加するためには、古物商許可証が必須です。これは、古物(中古品)の取引において盗品などが混入する可能性があるためです。

以下は、古物許可証が必要ないくつかの具体的な例です。

  • 古物の買い取り後、販売
  • 古物の買い取り後、修理などを経て販売
  • 古物の買い取り後、使える部品などを販売
  • 国内で入手した古物を輸出して販売

ただし、一部の市場では古物商の許可証が不要な場合もありますので、参加前に古物商のウェブサイトなどで確認することが重要です。

 

 

入会費・年会費

初めて古物市場に足を運ぶ場合は、入会金や年会費などかかる費用を把握しておきましょう。入会金は初回のみの支払いとなりますが市場ごとに金額が異なります。
また、年会費がかかる古物市場も存在します。年会費の一般的な相場は、入会金の30%から60%ほどです。例えばハッピー東京オークションでは、入会金が10,000円で、 年会費が3,500円かかります。

しかし古物市場全てに会費がかかるわけではありません。古物ナニワ市場のように入会金や年会費がかからない古物市場もあります。古物市場に参加される際は、事前にホームページなどで確認しておきましょう。

 

 

手数料

古物市場によって手数料がかかる場合があります。手数料は.取引に関わる売り手(出品者)や買い手(落札者)のいずれかまたは両方に課せられる費用のことをいいます。

たとえば、SGオークションでは買い歩の手数料が10%、売り歩の手数料が8.8%です。品物の大きさによって大物880円、小物440円かかります。

しかし、リステージのリアルネットオークションのように手数料が発生しない古物市場もあります。手数料が気になる場合はあらかじめ確認しておきましょう。

 

 

紹介

古物市場によっては紹介がないと参加できない会場もあります。たとえば、西日本最大級の古物市場の福岡ドリームオークションでは、参加するために紹介が必要です。

具体的にいうと3年以上の既存会員の紹介が必須となります。

会場によって紹介の有無が変わってきますので事前に確認してから参加しましょう。

 

 

古物商の許可の取得方法

古物商の許可の取得方法は、全部で4つです

  • 申請条件を確認する
  • 必要な書類を集める
  • 書類を提出し手数料を納付する
  • 審査結果を受け取る

4つの取得方法を詳しく解説します。

 

 

申請条件を確認する

古物商許可を申請する前に、申請条件を確認しましょう。用意した申請書類が対象外の場合は無駄になります。以下の条件に当てはまる場合、基本的には古物商許可を取得できません。

  • 犯罪歴がある
  • 未成年者
  • 成年被後見人・被保佐人
  • 古物商許可を取り消されて5年以内の者
  • 住所不定者
  • 適切な在留資格がない外国籍者
  • 公務員
  • 暴力団員

申請時には必ず1つ以上の営業所を指定する必要があるので、注意しましょう。たとえば、他人が所有する賃貸物件を営業所にする場合は、「使用承諾書」が必要です。

公営住宅を利用する場合は居住の制約があります。古物市場を申請したいと思っても、許可が中々おりないケースもあるので、慎重に対処する必要があります。

 

 

必要な書類を集める

古物商許可を得るためにはいくつかの書類を集める必要があります。古物商の登録手続きには、指定の申請書に加え、別途提出が求められる添付書類が必要です。

個人か法人かにより、必要な書類が異なります。警察署によっては必要書類リストを提供していることもあるので、参照すると良いでしょう。個人と法人、それぞれの登録には以下の通りに必要な書類があります。

【個人許可申請の場合】
略歴書(本人と営業所の管理者のものが必要)
本籍(外国人の方は国籍等)が記載された住民票の写し(本人と営業所の管理者のものが必要)
誓約書(本人と営業所の管理者のものが必要)
身分証明書(本人と営業所の管理者のものが必要)
URLの使用権限があることを疎明する資料(該当する営業形態のみ必要)

【法人許可申請の場合】
法人の定款
法人の登記事項証明書
略歴書(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
本籍(外国人の方は国籍等)が記載された住民票の写し(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
誓約書(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
身分証明書(役員全員と営業所の管理者のものが必要)
URLの使用権限があることを疎明する資料(該当する営業形態のみ必要)

引用元:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/index.html

法人が古物商の登録を行う場合、法人の役員全員および営業所の管理者に関する「住民票」と「身分証明書」が必要です。構成員が多い法人の場合は、書類の整備に時間がかかる可能性があるため、早めに手続きを進めましょう。

 

 

書類を提出し手数料を納付する

書類を提出し手数料を納付しましょう。ちなみに手数料は以下の通りです。

手数料
19,000円

引用元:https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/index.html

申請書が受理された際に、申請手数料の19,000円を支払います。事前に19,000円相当の県証紙を入手するか、受理後に現金で窓口で支払う場合があります。

支払い方法は都道府県公安委員会ごとに異なるので、指示に従いましょう。手数料の準備ができたら警察署に電話で予約を入れます。

用意した書類と身分証明書(運転免許証など)、訂正用の印鑑を持参してください。審査料は通常、警察署内で清算可能です。

 

 

審査結果を受け取る

審査結果は、申請書が受理されると「その翌日から起算して、土日を除く40日」が警察の通常の審査期間となります。地域によって異なりますが、手続きが順調な場合は若干早く許可が降りることもあります。

許可が出れば、指定の電話番号から警察署から連絡がくるので待ちましょう。ちなみに古物許可証は郵送されず、直接警察署で受け取るため、身分証明書と印鑑を必ず持参してください。

古物商許可証を手に入れたら、営業開始に必要な「古物商許可プレート」についての説明があります。警察署で提供される場合と自分で用意する場合がありますが、地域によって異なるため、警察の指示に従ってください。

 

 

古物市場に参加時の注意点

古物市場に参加時の注意点を3つ解説します。

  • 競りのルールを理解する
  • 商品を見極める技術が必要
  • 写真や動画は事前に許可が必要

注意点3つを詳しく解説します。

 

 

競りのルールを理解する

古物市場にはいくつかのルールがあるのでまずは理解していきましょう。よく見られる禁止事項の例は以下の通りです。

直接取引を行う 古物市場では、参加者同士がオークション会場内で直接売買することは許されていません。市場全体に悪影響を及ぼす可能性があります。
市場内の撮影 多くの古物市場では、オークション会場での撮影が禁止されています。
情報の漏洩 一部の古物市場では、参加者が得た他者の秘密や情報を外部に漏らすことを禁じています。
他者を勧誘する行為 古物市場は情報交換の場でもありますが、他のオークションへ直接誘導する行為は控えるべきです。

 

 

 商品を見極める技術が必要

古物市場に参加するなら商品を見極める技術が欠かせません。目利きのスキルは、古物市場での参加において重要です。なぜなら、鑑定士には特定の公的な資格がないため、良い商品を見極めるのが難しいからです。

たとえば偽物や盗品を知らないで仕入れてしまってそれを販売してしまったら違法になってしまいます。古物市場では通常素早く商品の価値を判断する必要があります。

したがって、良い商品を見極めるためには目利きのスキルが重要です。

 

 

写真や動画は事前に許可が必要

古物市場に置いて写真や動画を撮影する際は事前に許可が必要です。古物市場はほとんどの場合入場料が有料で外部への情報公開をしていないからです。

たとえば競りの様子を撮影しようとしても参加者や主催者の顔が写ってしまうこともあります。

主催者側のみならず参加者の許可も取らなければならないケースもあるので、古物市場の様子を写すのは難しいかもしれません。どうしても撮影したい方は、事前に許可を得てから主催者に断りを入れるよう心がけましょう。

 

 

古物市場に関するQ&A

古物市場Q&A

古物市場に関する代表的なQ&Aをまとめましたのでご覧ください。

 

 

古物市場にはどのように参加しますか?

古物市場に参加するために必要なものは以下の4つです。

  • 古物商の許可証
  • 入会費・年会費
  • 手数料
  • 紹介

まず、古物商許可を取得するためには、所在地の営業所を管轄する警察署に必要書類と申請料を用意して提出しなければなりません。申請を行った後、一般的には土日を除く40日ほどの審査期間がかかります。、

そのため参加を急ぐ方はできるだけ早く申請に取りかかることがおすすめです。さらに古物商許可以外にも入会費や年会費、手数料がかかります。場合によっては紹介がなければ入れない場合もあるので気をつけましょう。

 

 

古物市場に参加するメリットはなんですか?

古物市場に参加するメリットは大きくわけて3つあります。

相場より安く購入できることがある 古物市場では数多くの中古品が取引されており、その価格は通常のリサイクルショップなどと比較してかなり安いです。
豊富な在庫がある 古物市場に参加している多くは事業者であるため、売れ残った在庫を大量に購入できる場合があります。
同業者と関係を築ける 参加者の多くはベテランの古物商であり、他の古物商との交流から、転売のコツや他の仕入れ先などの情報を得ることができます。

 

 

古物商の許可はどのように取得しますか?

古物商許可を取得するには、営業所の所在地を管轄する警察署を通じて、都道府県の公安委員会に対して申請が必要です。

古物商の許可を取得する手順は、合計で4つあります。

  • 申請条件を確認する
  • 必要な書類を収集する
  • 書類を提出し手数料を支払う
  • 審査結果を受け取る

許可を得た個人や企業だけが中古品の売買が認められます。なお、許可なしで古物の売買を行うと、三年以下の懲役または100万円以下の罰金が科される可能性があります。

 

 

古物商の許可なしで古物市場に入れますか?

 

古物市場への参加は条件によりますが、基本的には古物商許可がないと参加できません。

なぜなら、古物市場は「古物営業許可証」を取得している者だけが参加可能な制約のある市場だからです。

古物市場は、さまざまな商品が扱われているため中古品販売をビジネスとして展開する場合は、古物商許可が必要となってきます。

古物商許可が必要かどうかを判断するためには、以下の2つが該当するか確認します。

  • 取り扱う商品が「古物」
  • 取引方法が「古物営業」

以上の条件がどちらも満たされる場合は、必ず古物商許可がいります。

 

 

古物市場はオンラインで参加できますか?

古物市場はオンラインの参加もできます。特に古物市場が初めてで不安が多い初心者にとって、オンラインでの参加はおすすめです。

実際の会場ではなくオンラインで取引し、ネットオークションの方式で売買取引が行われます。これにより会場に直接行かなくても参加できます。

スマートフォンやパソコンから手軽に参加できるのもメリットです。またオンラインは匿名性があり、参加者の情報は明かされません。入札は事前に指定された期間中に行えるため、海外からでも参加が容易です。

 

 

まとめ:古物市場を理解して事業に役立てよう

古物市場についての仕組みや特徴、古物商で取引されているものやおすすめの古物市場をご紹介しました。また実際に古物市場に参加するための条件や古物商の取得方法、参加時に必要なもの、注意点なども説明しました。

古物市場に興味があるけど実際どういったものなのかよくわからない方の参考になれば幸いです。古物を取り扱う場合、収益にかかわらず、個人や法人であっても、古物商の許可を取得することが不可欠です。

許可がないまま無許可で営業すると、罰則が科せられます。古物市場を正しく理解して事業に役立てていきましょう。

古物市場ではなく、買取市場で開業を検討されている方には買取マクサスがおすすめです。

 

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