農機具・業務用機械買取の基本
農業をする上でかかせない農機具は、近年、農家の減少の影響により、新規生産需要が減少したことにより、逆に一台あたりの単価が上昇傾向にあります。
トラクターをはじめ、コンバインなどの農機具は需要も高く、新品で購入すると1千万円以上の価格がすることも。
トラクター、コンバインなどの農機具は、新品で購入するととんでもなく高額といった事情があるので、売り先があればすぐに買い手が見つかる分野と言えます。
一方で、農機具は、農業の種類、作業の段階ごとに多くの種類があり、査定が複雑化しているのが特徴です。
特にトラクターに装備するインプルメントなどは細かなニーズに対応したものが多く、きちんと査定できる業者は限られています。
それに加えて、農家の要望をフィードバックし、各メーカーも農機具を高頻度でアップデートしていることもあり、買い替え需要が高い分野でもあります。
農機具はなぜ高額買取されるの?
農機具が高額買取される理由、それはもともとの販売価格が高いためです。
ではなぜ、農機具が高いかと言うと、それは前述したように、農家の数が減少しているため、メーカーが一台あたりの単価を上げる必要があるためです。
農機具のスペックが年々更新されていくというのも農機具の値段が高い要因の一つです。
最近ではIoTの影響も受け、農機の自動操縦技術、生産管理や記録システムとの連携などを行う「スマート農業」も始まっており、農機具の発展はかなり目まぐるしい状況にあると言っていいでしょう。
また、IoT以外にも高度なAIやセンサーを搭載することにより、作物の状態などを判別して収穫することができるようになるなど、新しい農機具を買うことが生産性の向上により影響を与えるようなモデルもでつつあります。
トラクタと作業機が農地の傾斜によって傾斜の低い方に移動してしまう現象に対応して、作業機の走行位置を衛生から即位したデータやセンサーのデータなどで把握し、正しい位置へ補正するといった技術も開発されており、まさに農機具はテクノロジーの粋がこめられているのです。
こういった事情があるため、製造年が20年以上前の農機具でも値段落ちがしづらく、最新のモデルになるほど高額になっていくという傾向があります。
古い農機具の買取について
一方で、農業を辞めたなどの理由で使われなくなった古い農機具などの処分で悩んでいるという相談も多く寄せられますが、そういった農機具も買取可能な場合があり、処分するつもりが買取金額がつくという場合も。
買取マクサスでは農機具買取に専門性をもったスタッフが農機具を査定。
>播種機や園芸用の道具といったごく軽いものから、トラクターをはじめ、コンバインや耕運機など大型の農機具まで買取しております。
高く売れる農機具とは?
農機具の種類にもよりますが、高く売れるのはヤンマーやクボタを始めとした有名農機具メーカーのもの。
トラクターであれば、海外メーカーであるランボルギーニなどの高級ハイエンドモデルも数千万円以上の価格がつくことも珍しくありません。
トラクターの買取
トラクターは国産・外国産に分けられます。
人気のあるメーカーであるヤンマー、クボタなど、高額なトラクターは1000万円以上にもなることもあります。
トラクターが万能農機具と呼ばれるのは多種多様なインプルメントがあるからですが、このトラクターに装備するインプルメントも買取対象。
インプルメントを装備することにより用途に応じて様々な役割をこなすことができることもあり、人気メーカー製のインプルメントも需要が多いアイテムと言えます
インプルメントの拡張性は高く、根野菜の生育を促進する深耕に対応した深耕ロータリ、溝の真上に畝を立て播種を行うごぼう成形ロータリ、ブロッコリー残桿を破砕するブロッコリー破断ロータリなど、農作業の数だけのインプルメントが用意されています。
大手メーカーであるクボタは世界の大手インプルメントメーカーを買収するなど、インプルメント市場は近年ますます注目が集まっています。
また、特に多いのが使わなくなったトラクターの処分で困っているという声。
処分費用が発生すると考え、そのままにしてしまうという人も多いのですが、実は買取査定してしみると買い取れるという場合がかなり多くあります。
特に日本製のトラクターは海外人気が高く、故障していても売れることも。
中でも人気メーカーであるヤンマーやクボタのトラクターなど、定番の需要があるタイプのトラクターは古いタイプのものでも買い手がつくことも珍しくありません。
コンバインの買取
一台で刈取、脱穀、選別という役目を果たすコンバインは収穫のかなめとなる農機具です。
コンバインは高機能であることもあり、農機具の中でも販売価格が高いアイテム。
中でも広い面積に対応して収穫を行う5条刈り以上のコンバインは1千万円以上することもあり、それゆえ少しでも安く買うために中古市場でも人気があります。
また、収穫という生産にもっとも繋がりやすい作業を担当することもあり、常に買い替え需要があるアイテムでもあります。
近年ではかなりのスマート化が進んでいるのも特徴。
例えばヤンマーのグループ会社であるヤンマーアグリが開発した収穫量センサー付き、スマートアシスト「収穫量マッピング使用コンバイン」は収穫量のバラツキの見える化を可能としているなど、より現代のニーズに即したモデルが多数生まれつつあります。
新しく性能の良いコンバインに買い替えしたいという需要は常にどの農家も持っているため、最新モデルだけではなく、少し前のモデルでもまだまだ買い取れることがあり、値段落ちの少ない分野と言えるのではないでしょうか。
耕耘機/管理機の買取
小規模の農作業において使用される耕耘機は、手に入れやすい価格で販売されている農機具です。
高いものでも10万円しない程度の価格ですが、小さな規模の農作業という需要が高く、人気の高いアイテムは数万円以上で取引きされることも。
特に最近では兼業農家として小規模な農地を耕す需要も増加し、まず最初に中古で安く耕耘機を購入しようという需要も増えています。
耕した圃場(ほじょう)にうねを立てたり、溝掘りなどの多目的で使用できる管理機は家庭菜園から野菜栽培農家まで幅広い需要がある農機具。
ひとえに管理機と言っても幅広く、野菜栽培に適したものから家庭菜園に適したものまで幅広いアイテムがあります。
特に高額買取されやすいものはクボタなどの人気メーカー製の管理機で、10万円以上の買取価格がつくこともよくあります。
播種機の買取
近年ではリモートワークを適用する会社も増え、それにともなって家庭菜園を始める人も多く、小型の播種機の需要が高まりつつあります。
業務用の播種機に関しても、常に一定の需要があり、中古市場でも人気があります。
お客様のお悩みの解決のサポートを行うので、どんなことでもお気軽に査定士にご相談ください!
引越しや遺品整理などで出てきた古くて売れるか分からないような物でも一度ご相談ください!