掛け軸 買取 江東区 |山田介堂 山静似古図を高価買取しました。を高価買取しました。
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掛け軸 買取 江東区 |山田介堂 山静似古図を高価買取しました。を
お売りいただいたお客さまの声
コレクション整理のため、長年大切にしてきた山田介堂先生の山水画を手放すことにしました。この作品は、静かで趣深い山中の景色と、介堂先生の力強い筆致が本当に気に入っていました。次にこの作品の価値を理解してくださる方の元へ渡ると嬉しいと思い、その価値をしっかり評価してくれる出張買取サービスを探していました。江東区まで来てくださるとのことだったので、手間がかからず便利だと思い、こちらにお願いしました。
査定員の方が時間通りにいらっしゃって、とても丁寧にご挨拶してくださいました。作品の状態を細かく見てくださり、特に「共箱の有無と箱書き」、「本紙のシミや折れの有無」、「落款の真贋」などを専門的な視点から、非常に熱心に確認されているのが印象的でした。介堂先生の南画としての評価や、共箱が持つ信頼性についても詳しく説明してくださり、私の知識も深まりました。私が「この掛け軸があったからこそ、部屋に飾ると心が穏やかになるのを感じました。本当に感謝しています!」と話すと、共感してくださり、とても嬉しかったです。単なる査定ではなく、作品の持つ歴史的・芸術的価値に対する深い理解と愛情を持って対応していただきました。「非常に稀少性の高い名作南画で、コンディションも良好です。大切に保管されていたのが伝わります」と仰ってくださったのが、本当に嬉しかったです。
査定ポイントについても、作家の評価、真贋の信頼性、コンディション、付属品について、丁寧に説明してくださったので、なぜこの金額になるのか納得できました。買取金額も、正直なところ期待以上で、大変満足しています。自宅で全ての作業が完結する出張買取は、本当に便利で、忙しい私にもぴったりでした。また何か大切なコレクションを手放す際には、迷わずこちらにお願いしたいと思います。この度は誠にありがとうございました。
掛け軸「山田介堂 山静似古図」の出張買取において、私たちがどのような点を重視して査定しているのか、その詳細をご説明いたします。お客様がお持ちの掛け軸の価値を最大限に評価するため、プロの視点から具体的な査定基準を提示することで、価格決定の透明性と納得感をご提供できれば幸いです。ご自身の作品をセルフチェックする際の参考にもぜひご活用ください。
1. 作家(真贋)と画題の評価(最も重要な要素)
幕末・明治の南画家である山田介堂先生の作品は、真贋の証明が価格に決定的な影響を与えます。
- 共箱の有無(最重要): 作家(山田介堂先生)自身が書付(かきつけ)をした「共箱」が付属しているかを確認します。これにより、真贋の信頼性が大幅に向上します。箱書きの内容も評価対象です。
- 落款・印章の確認(最重要): 介堂先生の筆致、落款、そして印章を専門的に鑑定します。特に肉筆画である場合、その力強さや繊細さを評価します。
- 画題の人気と希少性: 「山静似古図」という、山水画の中でも特に文人画らしい詩情を帯びた画題であることを評価します。
2. コンディション(保存状態)
掛け軸は素材が繊細なため、保存状態が非常に重要です。
- 本紙のシミ・汚れ(最重要): 絵や書が描かれている本紙に、目立つシミ、カビ、または水濡れの跡がないかを厳密に確認します。本紙の破れや大きな折れは、大幅な減額対象となります。
- 折れ・シワ: 巻き癖や保管状況による深い折れ、シワがないかを厳しくチェックします。
- 色ヤケ・変色: 本紙や表装全体に、目立つ日焼けによる色ヤケや変色がないかを厳しくチェックします。
3. 表装の状態と付属品
- 表装の素材と状態: 軸の仕立て(表装)が、作品の格に見合った上質な裂地(きれじ)で仕立てられ、破れや剥がれがないかを確認します。
- 軸先(じくさき): 軸の上下の端に付いている軸先が、欠けたり破損していないかを確認します。
- 付属品: 共箱のほか、二重箱、または保護のための外箱が付属している場合、プラス評価となります。
その他の掛け軸の買取実績
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2025年10月4日、東京都江東区にお住まいの女性のお客様から、掛け軸「山田介堂(やまだ かいどう) 山静似古図(さんせいにこと)」をお買取りさせて頂きました。買取価格も最大限のご提示に努めさせていただきました!誠にありがとうございました。
この度は、幕末から明治にかけて活躍した南画(なんが)の名手、山田介堂先生の山水画の書幅という、大変趣深い作品の出張買取にご用命いただき、心より感謝申し上げます。江東区は、日本の伝統美術、特に南画が持つ歴史的・芸術的な価値を深く理解され、上質なコレクションを重んじる方が多いエリアですね。お客様の作品に対する深い愛着と、この掛け軸が放つ「文人画特有の詩情と、静寂に包まれた山中の情景」に対する並々ならぬ敬意が伝わってきて、私も査定に一層力が入りました。
この山田介堂先生の「山静似古図」は、その「幕末・明治の京都画壇における南画の潮流を伝える、高い芸術的・歴史的価値」と、「山水画の伝統的な技法と、介堂先生の筆致が織りなす趣深い世界観」が最大の魅力です。山田介堂は、富岡鉄斎などとも交流を持ち、日本の南画(文人画)の発展に貢献した重要な画家です。山水画は、床の間を飾る定番の画題であり、特に「山静似古」(山は静かにして古(いにしえ)に似たり)といった、禅味あふれる画賛(がさん)や詩情が添えられている場合、茶室や和室の格式を高めると珍重されます。この作品は、まさしく作家の評価、画題の芸術性、真贋の信頼性、そして保存状態が複合的に評価され、安定した高い評価を受けます。
この作品の最大の特徴は、「繊細な筆致と淡い色彩で描かれた、静謐な山中の美しさ」と、「次の方へ気持ちよくお譲りできるコンディションの良さ」にあります。査定においては、特に本紙(ほんし)の色ヤケ・シミ・折れの有無、落款(らっかん)や印章(いんしょう)の真贋と鮮明さ、そして共箱(ともばこ)の有無を厳密に評価しました。お客様がお持ちの作品は、まさしくその「作家の稀少性、画題の普遍性、そして保存状態」が、多くの方から高く評価されてきました。
お客様は、この掛け軸を長年にわたり、大切な美術品として大切に保管されてきたと、笑顔でお話しくださいました。「この介堂先生の山水画は、部屋に飾ると心が洗われるような静けさを感じさせてくれました。本当に感謝していますし、次にこの作品の価値を理解してくださる方の元へ渡ると嬉しいです」というお客様の言葉が印象的で、単なる美術品ではなく、お客様の教養と美意識を象徴するかけがえのない存在としての掛け軸の価値を改めて感じさせていただきました。私たちも、そのようなお客様の想いも大切に、丁寧に査定させていただいております。
山田介堂 「山静似古図」の掛け軸は、その芸術的な価値と需要の安定性から、中古市場で安定した高評価を得ています。お客様の作品は非常に大切に保管されており、その良好な状態が今回の査定額に繋がりました。
お客様の大切な日本画コレクションを次のお客様へと繋ぐお手伝いができ、大変光栄です。また機会がございましたら、ぜひお声がけください。この度は誠にありがとうございました。