札幌オリンピック記念メダル 買取価格 ｜東京都大田区まで出張買取で旧札・記念硬貨[札幌オリンピック記念メダル]を高価買取しました。

札幌オリンピック記念メダルの査定では、単なる金・銀といった貴金属の重量評価だけではなく、「記念性」「コレクション性」「当時の背景」を含めた総合的な判断が求められます。とくに1972年に開催された第11回札幌オリンピック冬季大会は、日本初の冬季五輪という歴史的価値があり、関連記念品には現在でも安定した需要があります。ここでは、記念メダルの買取価格を左右するポイントを詳しく解説します。

① 金・銀・銅が揃っているか（最重要）

札幌オリンピック記念メダルの査定で、最も重要視されるのが「セット完備」です。

• 金メダル

• 銀メダル

• 銅メダル

この3点がすべて揃っている場合、単品で売却した場合の合計額よりも、セットとしての評価が上がる傾向があります。コレクター市場では「当時の公式セット」であることが重視されるため、欠品がないことは大きなプラス要素です。
今回も第11回札幌オリンピック冬季大会記念品としての完成度が高く、セット評価による価格アップにつながりました。

② メダルの種類と素材の違い

札幌オリンピック関連の記念品には、複数の種類が存在します。

• 記念メダル（金・銀・銅）

• 札幌オリンピック記念メダル プラチナ

• 札幌オリンピック記念硬貨

これらは一見似ているようで、査定基準はまったく異なります。
プラチナ製メダルは素材価値が高く、相場の影響を受けやすい一方、金・銀・銅の記念メダルは「素材＋記念性＋セット価値」の三要素で評価されます。また、記念硬貨は通貨としての発行数が多く、評価軸が異なる点も重要です。

③ 銀メダル・銅メダルの扱い

「金メダルだけが価値を持つ」と思われがちですが、札幌オリンピック記念メダルにおいては誤解です。
札幌オリンピック記念銀メダルや銅メダルは、セットを構成する重要な要素であり、どれか一つが欠けるだけで、セットとしての価値が大きく下がることがあります。
特に銅メダルは軽視されやすいものの、保存状態が良好で付属品が揃っていれば、しっかりと評価対象になります。

④ 100円記念硬貨との違い

市場では
1972 札幌オリンピック記念メダル 100円
と混同されやすい記念硬貨も多く見られます。

これらの100円記念硬貨は大量発行されており、コレクター市場では比較的流通量が多いため、高額査定になりにくいのが実情です。一方、公式の金・銀・銅メダルセットは、発行数が限られており、まったく別ジャンルの収集品として扱われます。

⑤ デザイン・作者背景と芸術性

札幌オリンピック記念メダルは、当時の芸術家やデザイナーが関与して制作されたものも多く、デザイン性が評価ポイントになることがあります。
一部では岡本太郎の芸術思想や万博・オリンピック期のデザイン潮流と関連付けて語られることもあり、「美術品的価値」を見出すコレクターも存在します。このような背景が、単なる貴金属製品とは異なる評価につながっています。

このように、札幌オリンピック記念メダルは「素材価値」だけでなく、「セット完備」「記念性」「市場需要」「芸術性」を含めた総合評価によって買取価格が決まります。売却を検討する際は、記念硬貨と混同せず、記念メダルとして正しく評価できる業者に査定を依頼することが、納得のいく結果につながります。