買取スタッフのコメント
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骨董 買取 千代田区 ｜青銅器 獣面紋鬲鼎を
お売りいただいたお客さまの声
この青銅器 錯金銀 龍盤は、私の祖母が生前ずっと大切にしていたものです。幼い頃、リビングの棚に飾られていた姿を今でもよく覚えています。当時はただの“重たくて飾ってあるもの”という認識でしたが、大人になってから、その装飾の美しさや重厚感がわかるようになりました。
今回、家の整理をする中でこの器の存在が改めて目に留まり、『誰か別の方に大切にしていただけたら』と思うようになりました。自分では価値が分からないものを持ち込むのは不安でしたが、出張買取で来てくださった査定員の方が、とても丁寧に説明してくださり、祖母との思い出話にも耳を傾けてくださったのが印象的でした。
驚いたのは、その査定金額。こんなに評価されるものだったのかと驚きつつも、祖母が誇りに思っていた理由が少し分かったような気がしました。今回この器を通して、祖母との記憶がより鮮明になり、感謝の気持ちでいっぱいです。買取後も安心してお願いできたこと、本当にありがたく思います。
今回の「青銅器 錯金銀 龍盤」の査定において、私たちが重視したのは、技術的な希少性と保存状態、そして市場ニーズのバランスでした。査定額294,000円の背景には、いくつかの明確な根拠があります。
まず、この龍盤はその名のとおり、青銅素材に金銀を施した装飾が特徴です。「錯金銀」という技法は、金属表面に細かく彫りを入れ、そこへ金・銀を象嵌することで模様を描き出すもので、主に古代中国の王侯貴族の器物に用いられていたほどの高度な技術です。本品では、その装飾が盤全体に均一かつ緻密に施され、なおかつ目立った摩耗がない状態で維持されていたことが大きな評価ポイントとなりました。
特に、盤の縁を巡る龍の姿は非常に印象的で、頭部や爪の彫りの細かさから、製作当時の工人の技術の高さがうかがえました。龍文様は東アジアにおいて非常に縁起が良いとされ、富や権威の象徴とされています。そのため、こうした意匠の施された青銅器は、蒐集家の間でも特に人気が高く、年々需要が高まっている傾向にあります。
また、保存状態の良さも見逃せません。青銅器は長年の保管環境によって酸化や腐食が進むことも多いのですが、今回のお品は外観に大きな錆やヒビが見られず、全体的に均一な色味を保っていました。装飾部分の金銀の剥離もわずかで、日常的な鑑賞に堪える美観を維持している点が評価されました。
一方で、型式としての「龍盤」という名称にも注目しました。盤は祭礼・儀礼の道具として用いられることも多く、その形状自体が歴史的な意味合いを持っています。本品のサイズは直径約30センチ強で、家庭内の飾り棚にも違和感なく置けるちょうど良い大きさという点も、実用性と装飾性のバランスが取れているとして市場評価に貢献しました。
また、豊島区というエリアの特性も今回の査定における重要な背景です。都心へのアクセスが良く、落ち着いた住宅街が多いため、ご家族で長年暮らしている中で、大切な品物が代々引き継がれているというケースが多く見られます。出張買取の際も、玄関口から丁寧に迎えてくださり、品物に対する敬意が感じられるお宅でした。
今回のように、品物そのものの価値に加え、保管状況やご家庭のエピソードなども含めて総合的に判断するのが、私たちの査定スタイルです。実際に、同様の青銅器をお持ちのお客様からのご相談も増えており、蒐集目的だけでなくインテリア用途や贈答品としての需要も高まっております。
出張買取であれば、重たい品を運ぶ必要もなく、その場で査定と搬出が完了します。今回も養生材を使用して丁寧に梱包し、安全にお預かりいたしました。査定金額にご納得いただけたことが、私たちにとっても何よりの喜びです。お手持ちの青銅器や骨董品について、「価値が分からない」「保管に困っている」という方は、ぜひ私たちに一度ご相談ください。
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買取日22025/11/18に、東京都豊島区にお住まいの女性のお客様から、骨董 青銅器 錯金銀 龍盤を294,000円でお買取をさせて頂きました。買取価格も最大限のご提示を努めさせていただきました！誠にありがとうございました。
今回ご依頼いただいたのは、ご実家の整理をきっかけに、「長く家にあったが価値が分からない」と感じていたお品物を大切に引き継ぎたいというお考えからでした。豊島区の閑静な住宅街にあるお宅に伺うと、落ち着いた雰囲気の和室に、静かに飾られていたのがこの「青銅器 錯金銀 龍盤」です。
青銅器の中でも、「錯金銀」と呼ばれる金銀を象嵌する装飾技法は非常に高度で、盤全体にわたって緻密に施された龍文様には、職人の卓越した技術が垣間見えました。このような装飾が良好な状態で残っている点は、査定額にも直結する大きなポイントです。
中古市場においては、こうした技術と美意識が結晶したような青銅器は、主に蒐集家や骨董店、美術館関係者などからの需要が高く、査定依頼でもたびたびご相談をいただくカテゴリです。特に東京23区内の豊島区は、古くから住まわれている方も多く、歴史ある品が残されているケースも少なくありません。
ご査定の際、お客様は「祖母がいつも『これは大切にしてね』と言っていたんです」と、静かに語ってくださいました。大切なご家族の思い出が宿る品に触れると、私どもも心が引き締まります。「この品が次の方にも大切にされるように」と願ってくださるお気持ちを受け止め、最大限の価格提示に努めました。
青銅器・骨董は、重さやサイズの関係から、運搬や店舗持ち込みが難しいことが多くあります。そんな時こそ、出張買取が安心で便利です。ご自宅でじっくり査定し、その場で金額をご提示いたします。同様のお品をお持ちの方も、まずはお気軽に無料査定をご利用ください。大切な思い出とともに、次の価値へと繋げてまいります。